1. 陸に上がった後の船酔いとは?
船酔いは、船の揺れによって三半規管(バランス感覚)と視覚の情報がズレることで発生します。
揺れの環境から離れれば原因はなくなりますが、脳と三半規管は**「まだ揺れている」感覚**をしばらく引きずります。
この現象は**陸揺れ病(りくゆれびょう/陸酔い)**とも呼ばれ、
釣りや船旅の後に「地面がフワフワする」「揺れている感じが残る」といった症状が出ます。
2. 回復時間の目安
船酔いが完全に治まるまでの時間は個人差が大きいですが、一般的な目安は以下の通りです。
| 状況 | 回復までの目安時間 |
|---|---|
| 軽い船酔い(短時間の乗船) | 数十分〜2時間程度 |
| 中程度(半日〜1日の船釣り) | 半日〜1日程度 |
| 強い船酔い(長時間の航海や荒天) | 1〜2日かかる場合も |
| 陸酔い感覚だけ残る | 数時間〜半日程度 |
3. 回復が遅くなる原因
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脳が揺れに順応しすぎた(長時間の乗船)
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体力の消耗(嘔吐や食事不足)
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水分不足
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睡眠不足
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乗船中に強く酔った経験(脳が揺れの記憶を長く保持する)
4. 陸に上がった後の早い回復方法
(1)横になって休む
暗く静かな場所で目を閉じ、体を安静にすることで三半規管の負担を減らせます。
(2)水分補給
常温の水やスポーツドリンクで脱水を防ぎ、代謝を促します。
(3)軽食をとる
おにぎり・バナナ・スープなど消化の良い食事で血糖値を安定させます。
(4)温めて血流改善
首や肩を温めると、自律神経が安定し回復が早まります。
(5)薬の利用
陸に上がっても症状が残る場合は、酔い止め薬を服用するのも有効です。
5. 陸酔いと船酔いの違い
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船酔い:揺れの最中に起きる症状(原因は揺れと情報ズレ)
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陸酔い:揺れが終わった後も脳が揺れを感じている状態(後遺症のような感覚)
陸酔いはほとんどの場合、半日〜1日以内に自然回復します。
6. まとめ
船酔いは陸に上がれば徐々に回復しますが、完全に元に戻る時間は数時間〜1日程度が一般的です。
症状が強い場合や長時間の乗船では、2日ほど引きずることもあります。
釣りや船旅を楽しむためには、事前の酔い止め対策と、降りた後の安静・水分補給が大切です。
次の釣行のためにも、自分の回復ペースを知っておきましょう。


