船釣りは、岸からでは狙えない魚に出会える魅力的な釣り方です。
しかし、釣り人にとって避けたいのが船酔い。
特に初心者は「釣りを楽しむ前に酔ってしまった…」というケースも少なくありません。
この記事では、船酔いの原因・予防策・酔った後の正しい対処法を、釣り人目線で詳しく解説します。
船酔いはなぜ起きるのか?
船酔いは、三半規管と視覚情報のズレによって起こります。
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**三半規管(耳の奥)**は、身体の傾きや揺れを感知
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目は、見ている景色から「動き」を認識
この2つの情報が一致しないと、脳が混乱して自律神経が乱れ、吐き気・めまい・冷や汗といった症状が出ます。
例えば、揺れる船で足元や仕掛けばかり見ていると、目は「動いていない」と感じますが、三半規管は「揺れている」と感知します。
この情報ギャップこそが、船酔いの正体です。
船酔いを防ぐための事前対策
1. 十分な睡眠をとる
睡眠不足は自律神経を不安定にし、酔いやすくなります。
2. 出発前の食事は軽めに
空腹も満腹もNG。おにぎりやパンなど消化の良い炭水化物を少量食べましょう。
3. 酔い止め薬を事前に服用
出船30分〜1時間前に服用することで効果を発揮します。
4. 服装と体温管理
防寒・防風対策をしっかり行い、体温の急激な変化を防ぎます。
乗船中にできる船酔い予防行動
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水平線や遠くの景色を見る(視覚と三半規管の情報を合わせる)
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揺れの少ない船の中央〜前方に立つ
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うつむかず、作業は短時間で
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深くゆっくり呼吸する
船酔いになってしまった時の処置方法
1. 竿を置き休む
無理に釣りを続けると悪化します。早めに休憩しましょう。
2. 新鮮な風を顔に当てる
風通しの良い場所でクールダウン。冷却タオルや保冷剤も効果的です。
3. 水分を少しずつ補給
冷たい水やスポーツドリンクを少量ずつ飲むと回復が早まります。
4. 吐き気が強ければ無理せず吐く
我慢するより吐いた方が楽になる場合があります。
船酔い後の回復ケア
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下船後は安静にして休む
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体を温め、消化の良い食事をとる
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強い疲労感がある場合は睡眠をとる
まとめ
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船酔いは三半規管と視覚の情報ズレが原因
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事前の睡眠・食事・酔い止め薬が効果的
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船上では水平線を見てうつむかない
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酔ったら無理せず休み、涼しい風と水分で回復を促す
船酔いを正しく理解し対策をとれば、釣りの楽しみはぐんと広がります。


