石鯛釣りでバラシが多い原因の一つが、針掛かりが浅く、カンヌキに刺さらないことです。
カンヌキとは、石鯛の口の横の頑丈な部分で、ここに針が掛かれば外れる確率は極めて低くなります。
この記事では、石鯛の口の構造や食性を踏まえて、カンヌキを狙って掛ける具体的なフッキング方法を解説します。
① カンヌキに掛けるメリット
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外れにくい
骨格と皮が厚く、針が抜けにくい。 -
魚へのダメージを抑えられる
喉奥や目元に掛けるよりも安全。 -
大型でも安心してやり取りできる
体力勝負になっても針が外れにくい。
② 石鯛の捕食スタイルを理解する
石鯛は、エサを丸呑みするのではなく噛み砕くように食べる魚です。
特にウニやカニなどの硬いエサは、横向きにくわえて歯で砕くため、針が自然と口の横に入りやすくなります。
この特性を利用すれば、意図的にカンヌキに掛ける確率を上げられます。
③ カンヌキ攻略の具体的フッキング方法
1. 針の選び方
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石鯛専用の太軸・強靭な針を使う(例:16~20号)
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ネムリ針(少し内向きの針先)で掛かりを安定化
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針先は常に鋭利に保つ(ヤスリで軽く研ぐ)
2. エサの付け方
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ウニの場合:殻の一部を割り、身を見せて針先を軽く露出
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カニの場合:足を少し折って動きを抑え、針を横方向に通す
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ポイントは針先を完全に隠さず、横食いでも針掛かりしやすい配置にすること
3. 合わせのタイミング
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石鯛はエサをくわえてもすぐには飲み込まない
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ガツガツと噛む感触 → 少し引き込む感触 → 竿がグッと曲がった瞬間に大きく合わせる
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早合わせは口先掛かりになり、バラシの原因になる
4. ドラグ設定
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初期はやや緩めで食い込みを促す
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フッキング直後にドラグを締め込み、強引に寄せる
④ 実践ポイント
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潮が動くタイミングで集中して構える
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エサの匂いや視覚効果を高めるため、ウニやカニは新鮮なものを使用
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フッキング後は一気に根から引きはがす(カンヌキ掛かりなら力負けしにくい)
⑤ まとめ
石鯛釣りでのカンヌキ攻略は、
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針の形状と鋭さ
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エサの付け方
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合わせのタイミング
の3つがカギです。
この方法を意識すれば、針掛かりが安定し、大物とのファイトでもバラシが激減します。
次回の釣行では「カンヌキを狙う意識」で挑んでみてください。


