知ってる?イカ墨は種類によって全然違う。アオリイカ、スルメイカ、ケンサキイカ、モンゴウイカを徹底解説。

イカ墨パスタやイカスミ汁など、イカ墨を使った料理は数多くあります。

しかし、イカの種類によって墨の性質が全く異なることをご存知でしょうか。

今回は、主要なイカ4種(アオリイカ、スルメイカ、モンゴウイカ、ケンサキイカ)の墨や生態、

味わいの違いを徹底解説します。


1. アオリイカ。拡散する「煙幕」と、とろける甘み。

イカ墨の特徴

アオリイカの墨は、水に溶けやすくサラサラしています。

吐き出すと広範囲に拡散し、敵の視界を瞬時に遮る「煙幕」として機能します。

この性質から、料理にはあまり向いていないとされています。

イカ本体の特徴

  • 「イカの王様」。 イカの中でも最高級とされ、肉厚で濃厚な甘みと旨味が特徴です。
  • 柔らかい甲羅。 体内に透明で薄い甲羅を持ち、これが高い遊泳能力と柔軟な動きを可能にしています。
  • 味わい。 とろけるような柔らかい食感と、噛むほどに広がる甘みが絶品です。

2. スルメイカ。濃厚な「ワタ」と、万能な国民食。

イカ墨の特徴

スルメイカの墨は、粘度が低く、アオリイカと同様に水に広がりやすい性質です。

ただ、イカ墨パスタやイカスミ汁などには、スルメイカの墨が使われることもあります。

イカ本体の特徴

  • 日本のイカの代表。 日本で最も多く漁獲され、安価で身近なイカです。
  • 独特の歯ごたえ。 生で食べるとコリコリとした食感があり、加熱すると身が締まって硬くなるのが特徴です。
  • ワタが絶品。 内臓である「ワタ」が非常に美味しく、イカの塩辛に加工されます。

3. モンゴウイカ。塊となる「分身」と、ねっとりとした甘さ。

イカ墨の特徴

モンゴウイカの墨は、粘度が高く、水に溶けにくい性質です。

吐き出すと、墨が塊となってその場に残るため、敵の注意をそらす「分身の術」として機能します。

濃厚なうま味成分が含まれているため、料理にも適しており、市販のイカ墨パスタソースの多くはモンゴウイカの墨を使用しています。

イカ本体の特徴

  • 硬い甲羅。 体内に白くて硬い甲羅(イカの骨)を持つコウイカの仲間です。
  • 肉厚な身。 身が非常に厚く、ねっとりとした甘みが特徴です。
  • 味わい。 刺身や天ぷら、煮物など、幅広い料理でその濃厚な味わいが楽しめます。

4. ケンサキイカ(アカイカ)。上品な「甘み」と、高級品。

イカ墨の特徴

ケンサキイカの墨は、アオリイカと同様にサラサラとしており、料理にはあまり使われません。

イカ本体の特徴

  • 剣のような胴体。 胴体が細長く、剣の先のような形をしていることからこの名がつきました。 地方によっては「アカイカ」「白イカ」「マイカ」など、様々な呼び方があります。
  • 肉質の柔らかさ。 アオリイカと並ぶ高級イカで、肉質が柔らかく、強い甘みがあります。
  • 味わい。 熱を通しても硬くなりにくいため、刺身はもちろん、焼き物や煮物など、様々な料理に適しています。

まとめ。イカはそれぞれ個性的な生き物。

イカの種類によって、墨の性質から味わい、生態まで、これほどまでに違いがあるのは面白いですね。

それぞれのイカの特徴を理解することで、より深くイカの魅力を知ることができます。

次回のイカ料理や釣りでは、ぜひこの知識を活かしてみてください。

イカ墨、アオリイカはクリア、スルメイカは中庸、モンゴウイカは濃厚、ケンサキイカは色味と甘味が特徴。釣太郎

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