夏といえば砂浜。
キラキラと輝く海辺を散歩していると、小さな穴がたくさん空いているのを見かけることがあるでしょう。
実はこの穴、スナガニの住処なのです。
この記事では、砂浜の主であるスナガニの生態や特徴について詳しく解説します。
砂浜の小さな穴はスナガニの仕業?
砂浜にポツポツと空いている穴。
そのほとんどは、スナガニが掘った巣穴です。
スナガニは危険を感じるとすぐにこの穴の中へ隠れてしまいます。
日中はほとんど巣穴に潜んでいるため、その姿を見るのは非常に珍しいとされています。
しかし、夜になると活発になり、巣穴から出てきてエサを探す姿を見ることができます。
スナガニってどんなカニ?特徴を詳しく解説
スナガニは甲幅が2〜4cmほどの小型のカニです。
その特徴的な生態や形態を見ていきましょう。
1. 目がキョロキョロ動く
スナガニの最も目を引く特徴は、その大きな目です。
左右に動かすことができ、まるでキョロキョロと周りを伺っているように見えます。
この大きな目で、外敵やエサを素早く見つけることができます。
2. 砂に擬態する色
スナガニの体色は、砂とほぼ同じ色をしています。
これは、外敵から身を守るための優れたカモフラージュです。
天敵である鳥などに狙われにくく、砂の中に隠れると見つけるのが非常に困難になります。
3. 素早い動き
スナガニは非常に素早く走ることができます。
危険を感じるとあっという間に砂浜を横切り、巣穴に逃げ込みます。
そのスピードは、時速10km近くにもなると言われており、人間が追いかけるのは難しいほどです。
スナガニの珍しい生態
スナガニは主に夜間に活動します。
砂浜の微生物や死んだ魚などを食べることで、砂浜の清掃役を担っています。
また、繁殖期には巣穴の入り口でオスがメスを誘う「ハサミ振り」と呼ばれる求愛行動が見られます。
これは、スナガニのユニークな生態の一つです。
ビーチで見つけたら観察してみよう
もしあなたが砂浜でたくさんの穴を見つけたら、それはスナガニの巣穴かもしれません。
ただし、スナガニは臆病な性格なので、遠くから静かに見守ってあげてください。
その珍しい姿を観察できるかもしれませんよ。

