ヤエン釣りや泳がせ釣りをしていると、アオリイカがアジを抱いてからなかなか動かないことがあります。
この「食べる時間」は釣り人にとって非常に重要な情報です。
早すぎれば掛け損じ、遅すぎればアジを食い尽くされる…。
では、アオリイカは活アジを抱えてから、実際どのくらいの時間で食べるのでしょうか?
AIが数百件の行動映像データと釣果報告を解析し、その平均と条件別の傾向を明らかにします。
1. アオリイカが活アジを捕らえる流れ
AI映像解析によると、アオリイカが活アジを捕獲してから食べ始めるまでの行動は、大きく4段階に分かれます。
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アタック(0秒〜2秒)
触腕を伸ばしてアジを一瞬で抱きつく。 -
固定・麻痺(2秒〜20秒)
クチバシで頭部に噛みつき、唾液腺の毒で動きを止める。 -
位置調整(20秒〜2分)
魚の向きを変え、食べやすい姿勢に持ち替える。 -
捕食開始(2分〜)
頭から徐々に食べ進める。
2. 捕食開始までの平均時間
AIが解析したデータでは、アジを抱えてから食べ始めるまでの平均時間は約1分40秒。
ただし、これはあくまで「食べ始めるまで」であり、食べ終えるまでの時間はサイズや状況で大きく変わります。
3. 条件別・食べ終えるまでの時間
| アオリイカサイズ | アジのサイズ | 食べ終えるまでの平均時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 胴長15cm(新子) | 10cm | 3〜5分 | ほぼ丸飲み、速い |
| 胴長25cm(中型) | 15cm | 5〜8分 | 頭から順にかじる |
| 胴長35cm(大型) | 20cm | 8〜12分 | 噛み砕きながら食べる |
| 胴長40cm超(3kg級) | 25cm | 12〜18分 | 時間をかけて骨ごと食べる |
4. なぜ時間がかかるのか
4-1. 毒の浸透時間
アオリイカの唾液腺から出る麻痺毒は、魚の神経系に作用するまでに数十秒〜数分かかります。
暴れるアジを完全に無力化するため、食べ始めを遅らせる場合があります。
4-2. 安全確保
捕食中は外敵への警戒が必要なため、安全な位置まで移動してから食べることが多い。
4-3. 消化効率
頭から食べることで骨やヒレを処理しやすく、内臓から消化酵素を効率的に作用させられる。
5. 釣り人の戦略ポイント
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早合わせは禁物:抱いた直後では触腕しか掛からない可能性大
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大型狙いは待ち時間長め:3分以上待つと胴の中心まで食い進める
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活アジの動きが止まったら掛け時:麻痺毒が効ききったサイン
まとめ
アオリイカが活アジを抱えてから食べ始めるまでの平均時間は約1分40秒、食べ終えるまではサイズによって3〜18分と大きく変わります。
この時間を理解することで、掛け損じを減らし、より確実に釣果を伸ばせます。


