魚の習性は、種類や生息環境によって細かく異なりますが、多くの魚に共通する基本的な習性を以下にまとめます。
初心者でもわかりやすいように、ポイントごとに解説します。
1. 群れで行動する習性(集団行動)
・多くの魚は、外敵から身を守るために群れを作って行動します。
・群れを作ることで、捕食者が一匹を狙いにくくなります。
・エサを探す効率が上がり、危険を察知しやすくなるメリットもあります。
2. 縄張り意識を持つ習性
・特に根魚(カサゴ、メバルなど)や肉食魚は、決まった縄張りを持っています。
・自分のテリトリーに入ってくる他の魚を追い払うこともあります。
・こうした魚は一度釣られると、しばらく同じ場所にいない場合もあります。
3. 光や影に反応する習性
・小魚は明かりに集まる習性があります(集魚灯での夜釣りが効果的な理由)。
・逆に、大型魚や警戒心の強い魚は、強い光を嫌うことがあります。
・日中は影や障害物の近くに隠れる魚も多いです。
4. 水温や塩分濃度を好む習性
・魚にはそれぞれ「快適な水温帯」があります。
・水温が適正から外れると、深場や別の場所に移動します。
・川の河口付近など、塩分濃度が変化する場所には、特定の魚しか近づきません。
5. 潮や流れに乗る習性
・魚はエサを探すとき、潮の流れや川の流れに乗って移動することがあります。
・回遊魚(アジ、イワシ、カツオなど)は特にこの習性が強く、潮の流れに沿って大群で移動します。
・釣りでは潮目や流れの変化を狙うのが基本です。
6. 音や振動に反応する習性
・魚は側線(そくせん)という感覚器官で水中の振動を感じ取ります。
・捕食者やエサの動きを察知するために使っています。
・ルアーの動きや水中の音が、魚を寄せる要因になることもあります。
7. 日周行動(朝マズメ・夕マズメに活性化)
・多くの魚は、日の出前後と日没前後に活発にエサを食べます。
・この時間帯を「マズメ」と呼び、釣果が上がりやすい時間帯として知られています。
8. 季節回遊(産卵・エサ場を求めた移動)
・サバ、アジ、サンマ、ブリなどの回遊魚は、季節ごとに移動します。
・産卵やエサの豊富な場所を求めて長距離を移動するのが特徴です。
このような習性を理解することで、釣りのポイント選びや仕掛けの選択が大きく変わり、釣果アップにつながります。


