ウナギ針やキス針はなぜ長い?意外と知らない「軸の長さ」の秘密とは
釣具コーナーで見かける「ウナギ針」や「キス針」。
よく見ると、他の釣り針と比べて「軸(シャンク)」がやたらと長いことに気づくはずです。
「なぜこんなに長いのか?」
「短い針じゃダメなのか?」
実はこの“長さ”には、釣果に直結する大事な理由があるんです。
今回は、ウナギ針やキス針の「長さの理由」を、釣り初心者にも分かりやすく解説します。
ウナギ針が長い理由:奥に飲み込まれても「ハリス切れ」を防げる!
・ウナギはエサを丸呑みする魚
ウナギは獲物を丸ごと飲み込む性質があります。
そのため、針が奥まで入ってしまうことが多く、喉の奥や食道付近にまで達することも。
短い針だと、ウナギの歯や骨に擦れてハリス(糸)が傷つき、切られてしまうリスクが高くなります。
・長い軸=ハリスを守るガード
ウナギ針は「軸が長い」ことで、ハリスが魚の口の奥に触れにくくなります。
針の金属部分がクッション代わりとなり、ハリスが直接歯に当たりにくくなるんですね。
・針外しもしやすい
長い針なら、飲まれてもプライヤーやペンチでつまみやすく、針を外しやすいのも利点です。
キス針が長い理由:細かいアタリを逃さず、餌持ちも◎
・キスの口は小さくて柔らかい
キス(シロギス)は口が小さく、口周りの皮膚もとても繊細。
そのため、大きくてゴツい針を使うとすぐに外れてしまう、もしくは違和感を感じて食いが悪くなります。
・餌がずれにくい=アピール力UP
キス針は細くて軸が長いため、イソメやジャリメなどの細長い虫エサを、まっすぐ綺麗に装着できます。
エサがピタッと固定されることで、海中でも自然に漂い、食いがアップ!
また、虫エサの身切れも防げるため、何匹か連続して釣れることもあります。
・連掛け仕掛けにも便利
キス釣りでは「ちょい投げ」や「多点仕掛け(3〜5本針)」を使うことが多いです。
軸の長い針は、魚を掛けた後も絡まりにくく、仕掛けのトラブルを軽減できます。
共通の利点:軸が長いと「外しやすく・掛けやすい」
ウナギ針もキス針も、共通して言えるのは
「軸が長いことで、魚にしっかり掛かり、かつ外しやすい」ということ。
● 飲み込まれても回収しやすい(ウナギ)
● 小さなアタリにも対応(キス)
● エサが安定しやすい(両方)
という点が、釣りにおいて大きなメリットとなります。
軸が長い針のデメリットはある?
もちろん「万能」というわけではありません。
軸が長いと、魚に違和感を与えてしまうこともあります。
また、風や潮の抵抗を受けやすいため、繊細な釣りには向かない場面も。
そのため、狙う魚や釣り方によって、適切な針の長さを選ぶのが重要です。
まとめ:針の長さは「釣りやすさ」と「魚種の特性」を考えた結果!
ウナギ針やキス針が長いのは、「魚の食性」「口の構造」「エサの形状」などを考えた上で、釣りやすさを追求した形です。
【針の長さ=意味がある】
ということを理解すると、釣果アップだけでなく、トラブルも減らせます。
これから釣りを始める方も、ぜひ針の“軸の長さ”に注目して選んでみてください!

