🦑「イカには厚みの違いがある」って本当?
「イカはどれも同じじゃないの?」
そんなふうに思っている方も多いかもしれません。
実は、イカの種類によって身の厚さ(肉厚さ)には大きな差があります。
そして、その順番はこう言われています。
🔶 モンゴウイカ > アオリイカ > ケンサキイカ(アカイカ)
この“厚さの違い”は、食感や料理の仕上がりに大きな影響を与えます。
この記事では、それぞれのイカの特徴と、なぜこの順になるのかを、釣りと食の両面から徹底解説します。
🥇【第1位】モンゴウイカ(カミナリイカ)──身の厚さNo.1の重量級
●圧倒的な肉厚構造
モンゴウイカは、胴が楕円形で寸詰まり体型。
胴の中心が非常に厚く、最も肉厚なイカとして知られています。
●なぜそんなに厚いのか?
・水底を這うように移動する底生型のイカで、
・泳ぎよりも力強さと鎧のような体を優先
・外套膜の筋肉層が発達しており、防御性と力強い動きのために厚くなった
●味と用途
・刺身はしっかりした歯ごたえと濃厚な甘味
・火を通しても縮まず、煮ても焼いても食感が残る
・中華や韓国料理にも相性抜群
🥈【第2位】アオリイカ──王道の高級イカ
●モンゴウほどではないがしっかり厚い
アオリイカも肉厚なイカとして有名。
モンゴウよりは若干薄いが、刺身として最高ランクの厚さと質感を兼ね備えています。
●なぜ厚いのか?
・海中を自在に泳ぐ中層型のイカで、
・外敵から逃れるためにスピードと機動力を両立
・そのために筋肉層が発達して厚みが生まれている
●味と用途
・刺身はとろけるような甘味と、コリコリ感が共存
・高級寿司ネタや和食の天ぷらにも最適
・火を入れるとやや柔らかくなり、クセがない
🥉【第3位】ケンサキイカ(アカイカ)──薄身だが味は一級品
●スレンダーな体=身が薄い
ケンサキイカは、スリムな流線型の体が特徴。
細長い胴体に対し、身の厚みはかなり薄めです。
●なぜ薄いのか?
・イカ類の中でも特に泳ぎが速い“スプリンター型”
・筋肉は細長く、厚みよりスピード優先の構造
・また、繁殖サイクルが短いため、成長も早く、身質がやや柔らかく繊細
●味と用途
・甘味が非常に強く、刺身に最適
・身が薄いため、加熱しすぎると固くなる
・天ぷらや塩焼きに向くが、短時間加熱が基本
📊【まとめ表】身の厚さの違いと特徴
| イカの種類 | 身の厚さ | 主な特徴 | 調理適性 |
|---|---|---|---|
| モンゴウイカ | ★★★★★ | ぶ厚く重厚、火を通しても旨い | 焼き物・炒め物・煮物 |
| アオリイカ | ★★★★☆ | 厚みと柔らかさのバランス良好 | 刺身・寿司・天ぷら |
| ケンサキイカ | ★★☆☆☆ | 薄く繊細だが甘味強い | 刺身・軽い加熱料理 |
🍽 イカの厚さは「料理の方向性」を決める!
イカは厚さによって、向いている料理がまったく違います。
| 厚いイカ | 焼く・煮る・炒める → 食感とボリューム重視 |
|---|---|
| 薄いイカ | 刺身・天ぷら → 旨味と繊細な口どけ重視 |
そのため、「イカ=全部同じ調理法」は大間違い。
種類ごとの厚みを理解することで、もっと美味しいイカ料理が作れるようになります。
🐟 釣り人も要チェック!釣り上げたイカの価値は“厚み”で変わる!
釣り人の世界でも、この厚みの違いは非常に重要。
特に「アオリイカが釣れた!」というのは、釣果の価値が一段階上がる瞬間です。
さらにモンゴウイカを釣ったなら、重厚な重量感と食味で大満足。
ケンサキイカは釣趣は抜群ですが、料理の繊細さで勝負。
✅ まとめ:イカの厚さは奥深い“個性”そのもの!
🔻 本記事のポイントまとめ
・イカの身の厚さは「モンゴウ>アオリ>ケンサキ」の順
・厚い=火を通しても縮みにくく、食感しっかり
・薄い=繊細な甘さと口当たり重視
・釣り・料理どちらにも応用できる重要な知識!
あなたが次にイカを選ぶとき、厚みを意識するだけで選び方・料理の幅が劇的に変わります。
ぜひこの「厚さの違い」を覚えて、イカをもっと美味しく楽しんでください!


