はじめに:イカ好き必見の「夏の最高峰」
・「アオリイカが一番うまい」と思っていませんか?
・実は、イカ通の間で「真の王者」とも称されるのがケンサキイカ(別名:アカイカ)です。
・夏に旬を迎えるこのイカ、味はアオリイカをしのぐとも言われますが…なぜか価格はお手頃。
この記事では、そんなケンサキイカの魅力と、「なぜ美味しいのに安いのか?」という謎を、分かりやすく解説していきます。
ケンサキイカ(アカイカ)とは?その特徴を紹介
・ケンサキイカは細長い体を持ち、身は透き通るようなピンク色〜赤みがかった色合い。
・西日本では「アカイカ」、東日本では「マルイカ」や「マイカ」とも呼ばれます。
・特に夏〜初秋にかけて旬を迎える「高級イカ」として知られています。
特徴まとめ
・旬:夏(6〜9月)
・身質:ねっとりして甘みが強い
・サイズ:200〜400gが主流、1kg超えも存在
・食感:柔らかさとコリコリ感のバランスが絶妙
アオリイカより美味しいと言われる理由
① 甘味成分の含有量が多い
・ケンサキイカはアミノ酸の一種「グリシン」「アラニン」「グルタミン酸」など、甘味系アミノ酸を多く含みます。
・このため、刺身にすると強い「旨み」「甘み」が感じられます。
② 身がやわらかいのにコリコリ感もある
・アオリイカより身が薄めで歯切れがよく、刺身や寿司に最適。
・時間が経っても硬くなりにくく、ねっとり系の食感が楽しめます。
③ 加熱しても旨い!
・天ぷらやバター焼き、煮付けにしても味が落ちず、むしろ甘さが引き立ちます。
・アオリイカは加熱するとやや固くなる傾向がありますが、ケンサキイカは柔らかく仕上がるのが特徴。
それでもなぜ安い?理由は「流通と漁獲量」
① 漁獲量が多く、群れで漁獲される
・ケンサキイカは回遊性が強く、イカ釣り漁船によって大量に漁獲されることが多いです。
・一方アオリイカは単独で動き、狙って釣るのが難しい=漁獲効率が悪いため高価になります。
② 漁期が夏限定で旬が集中
・ケンサキイカは夏に集中して獲れるため、市場に一気に出回り、価格が安定(=下がる)傾向があります。
・逆にアオリイカは年中流通しており、特に春・秋は高値で取引されます。
③ 鮮度落ちが早いため市場価値が下がりやすい
・ケンサキイカは身がデリケートで傷みやすく、時間が経つと変色しやすい性質があります。
・流通スピードが命=扱いにくいため、価格が控えめに設定されがちです。
・ただし、産地直送や釣りたてのものは「超高級品」として扱われることも。
実際に比べてみた:価格と味の比較
| 比較項目 | ケンサキイカ(アカイカ) | アオリイカ |
|---|---|---|
| 旬 | 夏(6〜9月) | 春・秋 |
| 価格帯(kg) | 1,200〜2,000円程度 | 2,000〜4,000円以上 |
| 味の特徴 | 甘みが強くねっとり | 濃厚でモッチリ |
| 刺身の旨さ | ◎ | ◎ |
| 加熱調理の適性 | ◎(柔らかく旨味強い) | ◯(やや固くなる) |
まとめ:夏こそ「ケンサキイカ(アカイカ)」を選ぼう!
・アオリイカに引けを取らない、いやそれ以上とも言われる旨さを持つケンサキイカ。
・にもかかわらず、価格は控えめで家計にも優しい。
・刺身でも加熱でも楽しめ、夏の食卓にピッタリのイカです。
「イカ=アオリイカ」という固定観念を捨てて、今年の夏はぜひ“ケンサキイカ”を味わってみてください!
その美味しさに、きっと驚くはずです。


