ガンガゼ(岩ウニ・ガンガゼウニ)のトゲが刺さると、非常に痛くて危険です。以下に、ガンガゼのトゲが刺さった際に起こる症状や対処法を詳しく解説します。

■ ガンガゼの特徴
・ガンガゼは細くて長いトゲを持つウニで、岩場や潮だまりに生息。
・特に南日本(和歌山・高知・沖縄など)の海に多く見られる。
・トゲは脆くて折れやすく、刺さると中で簡単に折れて皮膚に残る。
■ トゲが刺さるとどうなる?
① 激痛
・刺さった瞬間に鋭い痛みが走ります。
・痛みは数時間〜数日続くこともあります。
② 腫れ・赤み
・刺さった箇所が腫れ、炎症が起きます。
・皮膚が赤くなり、熱を持つ場合も。
③ トゲの破片が残る
・ガンガゼのトゲは非常にもろいため、体内で折れる。
・自然には完全に出にくく、長期間痛みが続くことがあります。
④ アレルギー反応・化膿
・人によってはかゆみ・じんましん・発熱などのアレルギー反応が出ることも。
・傷口から細菌感染して膿んだり、ひどいと**蜂窩織炎(ほうかしきえん)**になることも。
■ 応急処置と治療法
★ 応急処置
-
無理に抜かない
・中で折れてしまうので、ピンセットなどで引き抜こうとしない。
・無理に触るとトゲが砕けてさらに奥に入ります。 -
温める
・40〜45℃のお湯で温めると、痛みを和らげることがあります。
・これはウニ毒が熱に弱い性質があるためです。
★ 医療機関へ
・トゲが深く入っている
・赤く腫れて熱を持っている
・痛みが何日も続く
・発熱や化膿の兆候がある
→ 必ず皮膚科や外科で処置を受けてください。
レントゲンで見えにくいこともあるので、超音波検査などで確認する場合もあります。
■ 予防法
・磯遊びや素潜りをする際は、マリンシューズやグローブの着用を徹底しましょう。
・岩場に手をつくときは注意し、海中では黒くて長いトゲの物体=触らないが鉄則です。
■ まとめ
ガンガゼのトゲは、痛い・折れる・残る・腫れるという厄介な特徴を持っています。
毒性は比較的弱いですが、細く脆いトゲが体内に残って炎症や感染を引き起こすため、甘く見てはいけません。
磯遊びや釣りでうっかり触れてしまわないよう、十分に注意しましょう。

