釣りをしていると、本命の魚ではない“外道(げどう)”が釣れてしまうことはよくあります。
しかし、その外道魚もよく観察すると釣果のヒントや海の状態を教えてくれる重要な存在です。
今回は「狙う魚によって変わる外道魚」をわかりやすくまとめた【狙う魚 × 外道マトリクス図】
の解説をお届けします。
この図の見方
本マトリクス図は、縦軸に「狙う魚」、**横軸に「代表的な外道魚」**を並べた構成です。
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縦の項目(狙い魚):メジナ、マダイ、コダイ、グレ、イサキ、アジ、カサゴ、メバル、ヒラメなど、堤防・磯・船釣りで人気のターゲット
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横の項目(外道魚):ササノハベラ、クサフグ、コッパグロ、ハタンポ、コサバ、アイゴ、ニザダイ、オニハタタテダイなど、実際によく掛かる外道
マトリクス内には魚のイラストが描かれており、「どの魚を狙っているときに、どの外道がよく掛かるか」が一目でわかる仕組みになっています。
各ターゲットごとの外道傾向をチェック
■ メジナ(グレ)狙い
外道の常連は以下の魚たち:
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ササノハベラ:エサ取り名人。ハリにかかる前に撒き餌を盗む。
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クサフグ:ハリスを噛み切る厄介者。
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コッパグロ:同族ながらサイズが小さく外道扱い。
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アイゴ(バリコ):強烈な引きと毒ヒレ。要注意。
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ニザダイ:強引でよく引くが、臭みあり。
■ マダイ・コダイ狙い
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コサバ・ハタンポ:群れで仕掛けをかけまくる。
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オニハタタテダイ:派手な見た目で外道感が強いが、実はレア種扱いの地域も。
■ アオモノ・アジ・イサキ狙い
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クサフグ・コサバ:仕掛けの消耗が激しい。
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アイゴ:夜釣りにも登場する外道代表。
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ニザダイ:イサキ狙いでよく掛かる。
■ 底物狙い(カサゴ・メバル・ヒラメ)
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ハタンポ・クサフグ:底を這う系の外道魚。
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ササノハベラ:岩礁帯で餌だけ取られる。
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コッパグロ・アイゴ:夜釣りでも釣れる意外な存在。
この図からわかる3つのポイント
① 外道は釣り場と時間帯でパターンがある
例えば「朝の磯グレ釣り」ではササノハベラ、「夕マズメの堤防アジ釣り」ではクサフグが定番外道。
外道が多い=海が賑やかという見方もできる。
② 外道が多い=撒き餌や仕掛けの見直しポイント
フグやベラが多い場合、撒き餌が効きすぎている可能性あり。
逆に、本命がいない可能性も…。
③ 外道からわかる水温・潮流・底質のヒント
アイゴやニザダイが多いときは水温高め、ハタンポが出れば夜釣り適性など、状況判断の手がかりになる。
外道を知って釣果アップにつなげよう
「どうせ外道」と嘆く前に、その外道が何を教えてくれているかに注目しましょう。
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外道の種類と数で潮の動きが読める
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小型外道は本命の前兆の可能性も
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フグが増えたら仕掛け強化のサイン!
まとめ:外道は“釣れない”サインではない!
・狙う魚によって、外道は毎回違う
・マトリクスで把握すれば、仕掛け対策や時間帯調整ができる
・外道を知ることで、釣り全体の戦略が深まる
「外道が多い=釣れない」ではありません。
むしろ海からのメッセージとして、外道も観察して楽しむことが釣りの奥深さなのです。


