✅タマミ(タマン/ハマフエフキ)とは?
・南日本から沖縄地方を中心に生息する大型魚「タマミ(別名:ハマフエフキ)」は、夏の夜釣りのスーパースター。
・堤防からでも釣れるターゲットながら、その引きは青物や磯魚を超えると言われるほど。
・中にはヘルメットをかぶって挑む釣り人もいるほどで、そのファイトは“格闘”と形容されます。
✅コロダイとの比較対象魚に選んだ理由
・同じく堤防や磯から狙える大型魚として人気のコロダイ(イシダイ科)は、
「よく引く魚」として知られ、ファイトの持久力やパワーでも評価が高い魚。
・今回は、AIがこの2種を50cm/60cm/70cmのサイズ別に「引きの強さ」をシミュレーションで数値化し、タマミの“痛烈さ”の正体に迫ります。
✅AI数値化|魚の引き強度を「パワー指数」で比較
※パワー指数:
・魚の体重、瞬間スピード、持久力を組み合わせた独自の力学モデルに基づき数値化。
・数値が大きいほど「引きが強く制御しづらい」と評価されます(単位は目安値)。
| サイズ | 魚種 | 想定体重 | パワー指数(瞬間最大値) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 50cm | コロダイ | 約2.2kg | 65 | 引き始めにパワー集中、持久戦型 |
| タマミ | 約2.5kg | 90 | 初速が速く、横走り強烈 | |
| 60cm | コロダイ | 約3.6kg | 92 | 抵抗は強いがスピード控えめ |
| タマミ | 約4.3kg | 135 | パワー+スピードのバランス型 | |
| 70cm | コロダイ | 約5.2kg | 118 | 長時間の持久戦タイプ |
| タマミ | 約6.0kg | 185 | 爆発的な初速、引きは青物級 |
✅タマミの引きは「青物」と「磯魚」のハイブリッド!
・コロダイはどっしりとした力強さと耐久力が特徴ですが、
タマミは初速・突進力・左右の横走り・根への突っ込みが圧倒的。
✔ タマミの引き特徴まとめ
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初速が速く、いきなりドラグが鳴る
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横方向に走るため竿が大きくしなる
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潜るように突っ込むため根ズレの危険大
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60cm超えでは竿ごと持っていかれそうな圧力
✅ヘルメット着用も納得!事故防止のために
・夜釣りで不意に竿が持っていかれそうになるほどの引きに、
磯釣り・堤防釣りでも安全対策としてヘルメットやグローブが推奨されるケースもあります。
・実際に、タマミ狙いの釣り場では転倒・竿の破損・足元の滑落事故が報告されており、
その理由の一端が「想像以上の引き」にあるのです。
✅釣具の選定にも注意が必要
| サイズ | 推奨ライン | リール | ロッド |
|---|---|---|---|
| 50cm級 | PE3号+リーダー10号 | 4000〜5000番スピニング | 磯竿5号クラス |
| 60cm級 | PE4号+リーダー12号 | 6000番以上 | 投げ竿/石鯛竿対応 |
| 70cm級 | PE5号+リーダー16号 | 8000番以上(ドラグ強) | 投げ竿・カゴ竿の強化タイプ |
・柔らかい竿や細いラインでは、パワー負けしてラインブレイクや根ズレ多発するため要注意。
✅まとめ|タマミの引きは“格闘”レベル!青物以上の油断できない魚
・タマミは、その瞬発力と突進力の高さ、横走りの鋭さ、根への一撃が合わさった、まさに「海の格闘王」。
・コロダイが相撲取り型とすれば、タマミはボクサー型+スプリンター型のハイブリッド。
・70cmクラスともなると、仕掛けも体制も万全でなければ勝負にならない相手です。
・夏の夜、音もなく突如襲いかかるタマミとの対峙は、釣り人の本能と装備の限界を試す最高の舞台とも言えるでしょう。


