連日続く猛暑日——。
日中の釣行が厳しい今、多くの釣り人が「朝まずめ」だけに的を絞った短時間勝負の釣りへとシフトしています。
とくに夏場の早朝は、風も涼しく、海からの潮風が心地よく体を包み、まさに「最高の時間」。
今回は、そんな「朝まずめ釣り」の魅力とメリットを、現地のリアルな写真とともにご紹介します。
■ 朝まずめとは？なぜ釣れる？
「朝まずめ」とは、夜が明けてから太陽が昇るまでの時間帯のこと。
魚たちはこの時間に活性が上がり、エサを盛んに捕食するため、釣果が期待できるゴールデンタイムとされています。
【朝まずめが釣れる理由】
-
夜間の低水温で魚の活性が回復
-
光量が増えて小魚が動き出す
-
肉食魚（フィッシュイーター）が狩りを開始するタイミング
アジ・サバ・チヌ・アオリイカ・シーバスなど、対象魚は多彩。
特に堤防やサーフ、地磯周りでは朝まずめの短時間に驚くような釣果が出ることもあります。
■ 写真で見る、夏の早朝の海辺
海面は静かに波打ち、堤防には朝の風を受けながら糸を垂らす釣り人の姿。
空はまだ薄明かりで、気温も20度台前半。日中の35℃超えが信じられないほど快適です。
朝だけで帰る釣り人が急増しているのも納得の環境です。
■ 暑さを避けるなら「朝夕夜釣り」が鉄則！
真夏の釣行では、熱中症の危険性が非常に高くなります。
しかし「朝・夕・夜」の釣りは、そのリスクを大きく軽減してくれます。
【時間帯別おすすめ】
-
朝まずめ（4時〜7時）：涼しさと釣果が両立。人も少なめ。
-
夕まずめ（17時〜19時半）：魚の活性が再び上がるタイミング。
-
夜釣り（20時〜24時）：アオリイカ、コロダイ、タマミ（タマン、ハマフエフキ）、シブダイ（笛鯛）などの好ターゲット多数。
これらの時間帯を活かすことで、「快適さ・安全・釣果」の三拍子がそろいます。
■ 朝まずめ釣りのメリットまとめ
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 気温が低く涼しい | 熱中症リスクが低く、安全に楽しめる |
| 魚の活性が高い | 回遊魚やフィッシュイーターがエサを追う時間帯 |
| 人が少なく静か | 静かな環境で集中できる、場所取りもしやすい |
| 1〜2時間で満足釣果 | 短時間で結果が出やすいので効率的 |
| 帰宅後に家族サービスも可能 | 午前中に帰れば、休日を有意義に使える |
■ まとめ
暑ければ暑いほど、朝まずめは最高の時間帯になります。
長時間の釣りが難しいこの時期だからこそ、**「短時間集中型の朝釣り」**が注目を集めています。
釣果・涼しさ・安全性のバランスが取れた「朝まずめ釣行」。
ぜひ、まだ日の昇らないうちに竿を出して、極上の釣り時間を味わってみてください。
