【釣り人必見】植物プランクトンが地球の酸素を支えている!?海の森の驚くべき正体とは

海に竿を垂れる人にとって、目には見えない存在ながら、私たちの釣果にも地球環境にも深く関わっているものがあります。

それが「植物プランクトン(フィトプランクトン)」。

実はこの小さな生き物こそが、地球の酸素の50%以上を供給している“海の森”だということをご存じでしょうか?

今回は、釣り人なら知っておきたい「植物プランクトンの驚くべき働き」について詳しく解説します。


・植物プランクトンとは?

植物プランクトン(フィトプランクトン)とは、海や川などの水中に漂っている微細な植物性生物の総称です。

主に光合成を行い、太陽の光と水、二酸化炭素を使って酸素を生み出しています。

種類は実にさまざまで、
・珪藻(けいそう)
・渦鞭毛藻(うずべんもうそう)
・緑藻類(りょくそうるい)などが代表的です。

これらは顕微鏡でやっと見えるほど小さな存在ながら、海の生態系の根幹を支えている重要な存在です。


・酸素供給の半分以上を担う「海の森」

よく「森林は地球の肺」と言われますが、実は地球の酸素の50%以上を供給しているのは、陸上の木々ではなく、海の植物プランクトンです。

海面に広がるフィトプランクトンが日々、光合成を通じて大量の酸素を発生させているのです。

これが「海の森」と呼ばれる所以です。

つまり、釣り人が見ている海の青さの下には、私たちが吸っている空気の半分以上を作ってくれている“酸素工場”が広がっているというわけです。


・魚たちのエサでもある

植物プランクトンは、海中の食物連鎖のスタート地点でもあります。

・動物プランクトンが植物プランクトンを食べる
・それを小魚が食べる
・そして、それを青物や底物など大型魚が捕食する

つまり、釣り人がターゲットにしているアジ・イワシ・イカ・ブリなど、あらゆる魚の食物連鎖は、植物プランクトンから始まっているのです。

この連鎖が崩れると、魚の数も激減してしまいます。


・釣果にも関わる!?「赤潮」「青潮」と植物プランクトンの関係

植物プランクトンが異常に増殖すると、赤潮や青潮といった現象が発生することがあります。

・赤潮:珪藻や渦鞭毛藻が爆発的に増殖し、海が赤茶色に染まる
・青潮:酸素が極端に不足し、水中が白濁して魚が浮き上がる現象

どちらも釣りには大敵です。

魚が避けてしまったり、最悪の場合死んでしまうこともあります。

このように、植物プランクトンの動向は釣果に大きな影響を与えるため、釣行前に赤潮情報などを確認しておくのも有効です。


・温暖化とプランクトンの異変

地球温暖化が進む中で、植物プランクトンの分布や発生時期にも変化が見られるようになってきました。

・海水温が上がると一部のプランクトンが減少し、バランスが崩れる
・その結果、魚の回遊ルートが変化したり、産卵場所がズレることも

近年の「例年より釣れない」という現象の背景には、こうした微細な海の変化も関係している可能性があります。


・釣り人にできる海へのやさしさ

私たち釣り人が美しい海で楽しみ続けるためには、この植物プランクトンを含めた海の小さな命を守っていくことも大切です。

・釣り場でゴミを残さない
・不要なエサや油を海に流さない
・マナーを守って静かに楽しむ

このような行動一つひとつが、海のバランスを守ることにつながり、長期的には自分たちの釣果にも跳ね返ってくるのです。


・まとめ:植物プランクトンは海のすべての“はじまり”

目には見えないけれど、海の釣りを根本から支えてくれているのが植物プランクトン。

・酸素の50%以上を作り出す“海の森”
・魚のエサとなる食物連鎖の出発点
・赤潮や青潮など釣果への影響も大きい

釣り人として、こうした海の仕組みを知っておくことで、より深く自然と向き合いながら釣りを楽しむことができます。

今日の一匹の背景には、小さなプランクトンたちの働きがある——そう思うと、海がもっと尊く見えてきますね。

目には見えないけれど、海の釣りを根本から支えてくれているのが植物プランクトン。
酸素の50%以上を作り出す“海の森”釣太郎

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