梅雨も明け、本格的な夏が始まりつつある7月上旬。
南紀地方(みなべ・田辺・白浜・すさみ・串本)のアオリイカ釣りに関する最新情報をお届けします。
今回は特に人気の高い「ヤエン釣り」「ウキ釣り」に焦点を当て、釣果状況・潮・時間帯・おすすめ釣り場を徹底解説!
■ 7月上旬のアオリイカ、まだ釣れるの?
結論から言えば、釣れます。
例年、アオリイカの親イカシーズンは5月末〜6月中旬で落ち着きますが、2025年は春の水温が
安定していた影響で、例年以上に残りイカが多く、7月も継続して釣果が出ています。
特に南紀の地磯や堤防では1kg前後の中型サイズが釣れており、朝夕の「マズメ時」や夜釣りでのアタリが増加中です。
■ ヤエン釣りの状況
✅ 主な釣果サイズ
・700g~1.2kgが中心
・まだ産卵後の個体も混じる
✅ ヤエン釣りに適した時間帯
・夕マズメ(17:30〜19:30)
・夜釣り(20:00〜23:00)
✅ エサのアジの状態に注意
・暑さで弱りやすく、酸素供給・冷却がカギ
・活アジ確保は早朝がおすすめ
✅ ヤエン釣果が良い釣り場
・みなべ堺漁港(ドッグ側)
・白浜町日置の地磯
・すさみ町江住〜見老津周辺の堤防
・串本町の田子・大島周辺
■ ウキ釣りの状況
✅ 夜ウキ釣りでの実績上昇中
・アタリが集中するのは20時~23時台
・1.5〜2ヒロ(2.5〜3.5m)のタナでヒット多発
✅ 電気ウキ+活アジの王道スタイル
・潮の流れが緩い日が好条件
・磯よりも堤防のほうが安定した釣果傾向
✅ ウキ釣りおすすめポイント
・みなべ町 天神崎東側地磯(北西風に強い)
・白浜町 見草漁港(湾内でアタリ多し)
・すさみ町 周参見漁港(ウキ釣りに最適な形状)
・串本町 和深周辺の堤防
■ 潮と釣果の関係
・中潮〜大潮にかけては、潮の動きがよくアタリも増加傾向
・満潮前後が特に実績あり(潮が止まる前に狙うのがコツ)
・干潮時はイカの活性が落ちるので注意
■ 注意点とアドバイス
・昼間は高水温&高温で活アジが弱るので、朝夕・夜釣りが前提
・ヤエンもウキも「待ちの釣り」なので、アタリまでの辛抱が必要
・海水氷を使ったアジの保存が効果的(真水氷はNG)
■ まとめ|7月上旬は「残りイカ狙い」のチャンス!
・春イカの名残を狙える貴重な時期
・ヤエンもウキ釣りも、夜間を中心に釣果が上昇中
・釣り場の選定と時間帯の工夫が成功のカギ
【結論】
7月上旬の南紀はまだまだアオリイカ釣りが楽しめます!
ただし、「夜釣り」が圧倒的に有利。
暑さ対策&エサ管理を万全にして、ぜひ挑戦してみてください!