南紀の夏、釣り人必見!高水温が海の酸素を奪うって本当?海中環境の変化を徹底解説!

南紀地方は黒潮の影響で一年を通じて水温が高めですが、特に夏は海の表層水温が28〜30℃以上に達する日も珍しくありません。

このような高水温状態は、釣果だけでなく魚の行動や生息場所に大きく影響を与えることをご存じでしょうか?

実は、水温の上昇と海中の「酸素濃度の低下」は密接に関係しており、夏の釣りには「水中の酸素量」が重要なキーワードになります。


■ なぜ水温が上がると酸素が減るのか?

海水には酸素が溶け込んでいます。これを「溶存酸素(DO)」と呼びます。

しかし、水温が上がるとこの酸素の溶解度が低下し、水の中に溶け込める酸素の量が減ってしまうのです。

これは理科の基本原理で、冷たい水ほど酸素を多く含むことができますが、暖かい水ではその量が減少します。

◎ つまり、夏の表層は酸素が少ない!

南紀のような黒潮の影響を受ける地域では、夏に表層水温が急上昇するため、水面近くの酸素濃度が著しく低下します。


■ 魚は酸素を求めてどう動く?

魚は人間と同じく、呼吸によって酸素を取り込まなければ生きられません。

そのため、酸素の少ない海域では活性が落ちたり、深場へと移動する行動が見られます。

● 具体的な魚の動き

・表層にいた回遊魚が中層〜深場へ移動
・底物(根魚)も潮通しの良い岩礁帯や潮境に集中
・酸素が多い夜間や早朝に活性が上がる傾向


■ 特に影響を受けやすい魚種は?

高水温と酸素不足に敏感な魚種を知っておくことで、釣行の狙い目を絞るヒントになります。

● 影響を受けやすい代表魚種

アジ(マアジ):酸欠に弱く、深場に移動する傾向
グレ(メジナ):表層よりも中層〜深場で活発に
アオリイカ:酸素の多い潮通しの良い場所を好む
カマス、イサギなども日中はやや低活性になる


■ 夏の釣りは「酸素の多い場所」がキモ!

では、どんな場所に酸素が多く含まれているのでしょうか?

釣果を上げるには水中の酸素が多いエリアを狙うのが鉄則です。

◎ 酸素が多い条件

潮通しが良い(岬、外洋に面した地磯)
水深がある(急深な堤防、沖の磯)
水の流れがある(上げ潮・下げ潮の流れ込み)
夜間や朝マズメ(水温低下とプランクトン活動で酸素量増加)


■ 夏場の釣り方アドバイス【酸素対策編】

シーン 釣りのコツ
日中の堤防釣り タナを深めに設定(底層〜中層)
夜釣り 表層の酸素量が回復するため活性上昇に期待
フカセ釣り 流れが効くタイミングを狙う
エギング 満潮時に酸素の多い外洋側で狙う

■ まとめ:夏の南紀は「酸素戦略」が釣果を左右する!

南紀の夏は気温だけでなく、海の中も「高温&低酸素」という過酷な環境になります。

この影響で、魚は深場へ移動し、日中の活性が落ちることが多くなります。

しかし、「潮通し」「深場」「時間帯」を意識して攻めれば、真夏でも良型の釣果に繋がるチャンスは十分あります。

釣果アップのカギは“見えない酸素”を意識すること!

南紀の海を熟知して、真夏の釣りをもっと楽しく、もっと成果あるものにしていきましょう!

南紀の夏、釣り人必見!高水温が海の酸素を奪うって本当?海中環境の変化を徹底解説!釣太郎

 

タイトルとURLをコピーしました