南紀地方の夏の夜釣りでは、70cmを超える大型コロダイが堤防や磯から釣れることがあります。
しかし、「行けば必ず釣れる」というわけではありません。
コロダイを狙って釣るには、ある特定の条件が揃っている必要があります。
この記事では、南紀の夏にコロダイを夜釣りで仕留めるための「釣れる条件」を、時期・時間帯・潮・場所・エサ・気象条件の6つに分けて詳しく解説します。
① 時期|ベストシーズンは7月中旬~9月初旬
南紀地方では、黒潮の影響で海水温が高く安定しており、コロダイの活性が最も上がるのは水温24~27℃。
この条件が整うのが7月中旬~9月初旬です。
ポイント:
・梅雨明け直後からが本格シーズン
・8月中旬は大型個体のヒット率が高まる
・9月初旬は活性の「最終ピーク」
② 時間帯|「夕まずめ~満潮前後」が狙い目
コロダイは夜行性の底物系。
特に活発に動くのは、夕まずめ〜夜9時頃までと、夜中の潮止まり前後です。
釣れやすい時間帯:
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日没直後〜2時間(夕まずめ)
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満潮の1時間前〜満潮直後
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深夜の潮変わりタイミング(潮止まり)
③ 潮の条件|「中潮〜大潮」で動きのあるタイミングを狙う
潮の動きはコロダイの活性に直結します。
特に潮位の変化が大きく、潮流がしっかり効く日が理想。
狙うべき潮回り:
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中潮・大潮:潮の干満差が大きく、エサが流れる → コロダイが積極的に捕食
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上げ7分〜満潮、下げ3分まで:一番流れが効くタイミング
※潮止まりの直前後も、一瞬のチャンスタイムになります。
④ ポイント選び|「水深+根+潮通し」の三要素がカギ
コロダイは底層に潜む魚のため、狙うべきは水深があり、岩礁や根が点在し、潮通しが良い場所です。
実績のある条件:
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水深3〜10m以上の堤防先端や地磯
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沖に向かって潮が流れる立地
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テトラ周りや捨て石周辺の根回り
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波が穏やかな日(濁りすぎはNG)
⑤ エサ選び|匂い+ボリュームのある餌が有効
大型コロダイは視覚よりも嗅覚と波動で餌を探すため、夜釣りでは匂いと存在感のある餌が有効です。
実績の高い餌:
| 餌の種類 | 特徴 |
|---|---|
| カメジャコ | 活きが良ければ最高、甲殻類系で実績大 |
| イカ短冊 | 匂いが強く夜釣り向き、餌持ちも良い |
| サバ切り身 | 脂と匂いで大型を引き寄せる |
| オキアミ団子 | 集魚力アップ、単体より複合エサで使用 |
| 活エビ | 高活性時は特に強い反応 |
⑥ 天候と気象条件|気温・風・波・月明かりが影響
コロダイは臆病な性格も持っており、気象条件の変化によって活性が大きく左右されます。
釣れやすい気象条件:
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気温が25℃前後で安定している夜(寒暖差が少ない)
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風速2〜4mの微風(強風は仕掛けが安定しない)
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波0.5m以下の凪〜弱波(底荒れを嫌う)
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新月や曇り空の暗い夜(月明かりがない方が大型が岸寄り)
実際の釣果事例|条件が揃った「奇跡の一夜」
2023年8月某日、すさみ町の地磯で行われた夜釣り。
新月・中潮・気温24℃・風速3m・波0.3mという最高条件が揃った夜。
午後7時過ぎ、オキアミとサバの切り身を使ったフカセウキ仕掛けに74cm・6.2kgのコロダイがヒット。
その後も2時間の間に、60cm超2本を追加。
このように、「条件さえ整えば夢の釣果が現実になる」のが南紀の夜釣りです。
まとめ|夏の南紀で大型コロダイが釣れる「7つの条件」
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 時期 | 7月中旬〜9月初旬 |
| 時間帯 | 夕まずめ〜満潮、深夜の潮変わり |
| 潮 | 中潮〜大潮、上げ潮 |
| ポイント | 水深・根・潮通しの三拍子 |
| エサ | 匂い+ボリューム系が最強 |
| 天候 | 凪+新月+微風 |
| 気温 | 24〜26℃前後の夜がベスト |
あなたの次の釣行に向けて
「なんとなく夜釣りに行く」では釣れないのがコロダイ。
しかし、今回ご紹介した条件を意識するだけで、釣果の差は劇的に変わります。
南紀の夜に潜むモンスターとの真剣勝負——
条件が揃ったその日が、あなたの“記録更新日”になるかもしれません。


