和歌山県・南紀エリアはアオリイカ釣りの聖地。
春の大型シーズンを終えた6月下旬、釣り方によって釣果に差が出る時期に突入しています。
この記事では、活アジを使ったヤエン釣り・ウキ釣り・エギングそれぞれの現在の状況やポイント、
釣果傾向について、現地からの最新情報を元に詳しく解説します。
■ 6月下旬のアオリイカの特徴
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産卵後の個体が多く、体力の落ちた個体や小型が目立つ
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沖から接岸する“居残り系”個体が狙い目
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海水温は23〜25℃前後。水温変化に敏感なため潮通しと水質がカギ
■ 活アジ使用「ヤエン釣り」の現況と攻略法
● 状況
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春に比べてアタリは大きく減少
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釣れても500g〜1kg前後の中型が中心
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昼よりも朝マヅメ・夕マヅメが有望
● 有望ポイント
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串本〜すさみの沖磯や潮通しの良い地磯
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深場へ落ち込む漁港(例:見老津、田子)
● 攻略法
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活アジの泳がせは沈めすぎず、中層〜ボトム手前を意識
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ヤエン投入のタイミングは慎重に。警戒心の高い個体が多く、早合わせは厳禁
■ ウキ釣りの現況と可能性
● 状況
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接岸してくる夜行性の個体がターゲット
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夜間〜明け方にかけてウキが沈むチャンスあり
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濁り潮の日は厳しいが、新月周り・凪日がチャンス
● おすすめ仕掛け
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ハリス2号、オモリ付きウキ仕掛けが安定
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タナ設定は水深の1/3〜1/2が基本。底ベタは避ける
● ヒット実績がある漁港
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白浜・江津良
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周参見・港内外のスロープ周辺
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串本・袋漁港の先端
■ エギングの現況と狙い方
● 状況
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日中は厳しく、朝夕のローライト時にヒット集中
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数は出ないが、エギに興味を示す“居残り大型”が狙える
● 使用エギの傾向
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シャロータイプのエギが有効(アオリイカが浮き気味)
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カラーはナチュラル系(アジ・キビナゴ系)、濁りがあればオレンジやパープルも可
● 攻略法
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ダート中心のアクションは控えめに
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スローに「見せて食わせる」テンションフォールが有効
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潮のヨレ、海藻帯のキワを丁寧に探るのが◎
■ 6月下旬のアオリイカ釣り:総括
| 項目 | ヤエン釣り | ウキ釣り | エギング |
|---|---|---|---|
| 釣果傾向 | 減少傾向 | 夜間に限定的に好調 | 数少ないが大型あり |
| おすすめ時 | 早朝・夕方 | 日没〜夜間 | 朝マヅメ・夕マヅメ |
| 使用アジ | 活アジ必須 | 活アジ(やや小さめ) | 不使用(エギのみ) |
| 狙えるサイズ | 0.5〜1.2kg | 300〜800g | 1kgクラス(レア) |
| ポイント例 | 潮通しの地磯・沖磯 | 静かな漁港内 | 海藻帯・潮ヨレ周辺 |
■ 釣果を上げたい人へのアドバイス
✅ 活アジの質にこだわる(弱ったアジは食われない)
✅ 海水氷でアオリイカの鮮度を即キープ
✅ エギングは“数より一撃”と割り切るべし
✅ 水温や潮流のチェックは必須(特に下げ潮後半は期待薄)
■ まとめ:6月下旬のアオリイカは“工夫次第”で釣果が変わる!
春シーズンに比べると厳しさが目立つ6月下旬のアオリイカ釣り。
しかし、タイミング・潮・活アジの質・攻め方を最適化すれば、価値ある1杯に出会えるチャンスはあります。
とくに南紀地方は、地形や潮通しのバリエーションが豊富。
釣り方を切り替えながら、**その日その時のイカを釣る「柔軟さ」**が勝敗を分けます。


