1. モチガツオの特徴
モチガツオは、通常のカツオとは異なり、もちもちとした食感が特徴の特別なカツオです。
この食感は、死後硬直を防ぐ特殊な処理によって生まれます。
漁獲後すぐに適切な処理を施し、硬直を遅らせることで、独特の食感を維持します。
2. モチガツオの希少性と流通量
モチガツオは非常に希少で、全カツオの中でもごく一部しか流通しません。
具体的な割合は明確ではありませんが、漁のタイミングや潮の状況に左右されるため、安定した供給は難しいとされています。
特に、春から初夏にかけてが旬とされ、黒潮の流れに乗って遠州灘などにやってくることが多いです。
3. 鮮度の特別さ
モチガツオは、通常のカツオよりも鮮度管理が重要で、獲れたその日に食べるのが理想とされています。
翌日には通常のカツオと同じように硬直が進むため、特別な食感を楽しむには即座に消費することが必須です。
漁師や市場では、競りの後すぐに販売されることが多く、常連客は早めに受け取りに行くことが一般的です。
4. モチガツオの処理方法
モチガツオのもちもちした食感を維持するためには、死後硬直を防ぐ特殊な締め方が必要です。
通常のカツオは漁獲後すぐに硬直が始まりますが、モチガツオは特定の方法で締めることで硬直を遅らせます。
港に運ばれた直後でも、包丁を入れた瞬間から硬直が始まるため、できるだけ早く消費することが求められます。
5. モチガツオの食べ方
モチガツオは、通常のカツオと異なり、臭みが少なく、甘みが強いため、シンプルな味付けで楽しむのが最適です。
- 刺身:ワサビや醤油を少量つけるだけで、もちもちした食感と甘みを堪能できます。
- 塩焼き:軽く塩を振って焼くことで、旨味が引き立ちます。
- たたき:炙ることで香ばしさが加わり、さらに美味しくなります。
6. モチガツオの市場と購入方法
モチガツオは、一般的なスーパーではほとんど見かけることがなく、漁港近くの市場や専門店でのみ販売されることが多いです。
特に、和歌山県田辺市の「炉ばた処とっくり」などの店舗では、旬の時期に提供されることがあります。


