魚にも“会話”がある!? 同じ魚種なら通じ合える。でも魚種が違うとどうなる?

「魚に会話なんてあるの?」
そう思うかもしれませんが、実は魚たちも、自分たちなりの“コミュニケーション”方法を持っています。

そして面白いことに、同じ魚種同士では比較的スムーズに意思疎通ができるとされているのに対し、
魚種が異なると、ほとんど意思疎通ができなくなるという研究報告もあるのです。

今回は、そんな魚たちの知られざる“会話”の世界をご紹介します。


■ 魚のコミュニケーション方法とは?

人間のように言葉こそ話さないものの、魚たちは以下のような方法で意思を伝え合っています。

体の動き(ボディランゲージ)
色の変化(婚姻色や警戒色など)
音(グーグー・カリカリと鳴く種も)
電気信号(デンキウナギなど)

こうした手段を使って、仲間に「危険が迫っている」「ここにエサがある」「ついてきて」などを伝えます。

つまり、魚にも“会話”があるのです。


■ 同じ魚種なら「意味」が通じやすい

例えばグレ(メジナ)同士やアジ同士など、同じ魚種間では共通の動きや色変化に対する理解度が高いため、行動がまとまりやすい傾向があります。

群れで泳ぐ時の方向転換や、捕食のタイミング、逃げる瞬間も一糸乱れぬ動きを見せるのは、“同じルール”で会話しているからと考えられています。


■ 魚種が違うと「言語」が違う?

一方、魚種が異なると、
たとえばグレとイサキ、アジとイワシ、スズキとクロダイなど、見た目は似ていても“会話のルール”が違うため、
意思の伝達がほとんど通じないことがあります。

たとえるなら、
・グレ語で「危ない!」→アジには通じない
・イサキ語の「ここにエサ!」→イワシには無反応

という状態。

これは、種によって使う合図(視覚・音・電気・体動)が異なるからであり、
“魚の言語”は種ごとに違うとも言えるのです。


■ それでも混泳は可能?

実際の海や水族館では、異なる魚種が同じ場所を泳いでいることもあります。
これは、直接的なコミュニケーションがなくても“慣れ”や“空気を読む”ことで衝突を避けていると考えられます。

ただし、警戒行動やエサの共有には限界があり、
「仲間と認識していない」「情報を共有していない」ため、
捕食者から逃げ遅れるリスクや、縄張り争いが起きやすいなどのデメリットもあります。


■ 釣りへのヒントにも!

この知識は、釣りにも応用可能です。

たとえば、
・「アジが群れてる場所にはイカもいるかも」→異種だから安心してる?
・「同じ魚種が固まってる場所は釣果が安定」→情報共有ができている証拠?
・「魚が一斉に逃げた」→その種が持つ危険信号が伝わった?

など、観察力を高めれば魚の“会話”が見えてくるかもしれません。


■ まとめ|魚も“仲間内”なら話が通じる

魚たちは決して無言の生き物ではありません。
**同じ魚種ならば通じ合い、違う魚種だと「話が噛み合わない」**というのは、私たち人間と同じですね。

釣りや観察の際には、
「この魚たちは何を伝え合っているのか?」という視点を持つと、
より深く海の世界を楽しめるかもしれません。

魚も“仲間内”なら話が通じる。釣太郎

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