● 主な成分とその役割
| 成分 | 目的・効果 |
|---|---|
| 魚粉(ぎょふん) | サバ、イワシなどの魚を粉末にしたもの。強烈な匂いで集魚効果抜群。 |
| オキアミ粉末/ペースト | 甘く発酵した匂いで、グレやチヌ(クロダイ)を誘う。嗜好性が高い。 |
| パン粉(ふすま) | 海中でフワッと広がり、魚の視覚を刺激して寄せる。比重が軽く撒きやすい。 |
| ヌカ(米ぬか) | 比重調整・煙幕効果・持続性向上。安価で汎用性も高い。 |
| 砂/粘土 | 比重を増して遠投性アップ。底まで届かせたい場合に有効。 |
| チーズ粉/にんにく成分 | 強烈な匂いで特定の魚(特にチヌ)を強く引きつける。 |
| 糖蜜・アミノ酸 | 甘味や旨味をプラス。長時間魚を足止めさせる「摂餌持続効果」がある。 |
| 着色料(赤・白など) | 海中で視覚的に目立たせる。マキエとの区別が明確になるよう工夫されている。 |
● 種類別・配合の違い(釣りの対象魚によって変わる)
▶ チヌ(クロダイ)用
・比重が重く、底に効かせる成分(砂・ヌカ)多め
・チーズやアミノ酸など、持続性のある成分も配合
▶ グレ(メジナ)用
・軽めでフワッと広がる素材(パン粉・オキアミ粉)中心
・視覚効果も重要なため、白や赤の着色が多く使われる
▶ マダイ・青物用
・オキアミ主体で匂い重視
・粒の大きさやまとまりを考慮した調整がされている(遠投性能も意識)
● 注意点:環境への配慮
近年は、以下のような環境配慮型の集魚材も増えています。
・海に溶けやすく、自然分解される素材を使用
・化学合成成分を極力使用しないタイプ
・プラスチック微粒子ゼロをうたった製品
● まとめ
集魚材の中身は、魚を「呼び寄せ」「食わせ」「足止め」するための工夫のかたまりです。
成分を理解すると、
✅どの釣りにどの集魚材が向いているか
✅撒き方やタイミングの調整
など、釣果に大きな差が出てきます。

