【油断禁物】アジにもアニサキス症のリスクはある!発症例は少ないが存在する理由を解説

新鮮なアジの刺身やなめろうは、多くの方に親しまれている人気の料理です。
「アニサキスはサバやサンマの話でしょ?」と思っていませんか?

実は、アジにもアニサキスが寄生することがあり、発症例も報告されています
今回はアジのアニサキス症リスクについて、最新の知見をもとにわかりやすく解説します。

そもそもアニサキスとは?

・アニサキスは長さ2〜3センチ程度の白く透明な寄生虫(線虫)
・主にイルカやクジラの体内で成虫となり、卵を海中に放出
・オキアミなどのプランクトンを経由して、魚介類の内臓や筋肉に寄生
・生の魚介類を人間が食べると、胃や腸壁に侵入し激しい腹痛や嘔吐を引き起こす

アジは「比較的少ないがゼロではない」

アジはサバやサンマほどの高い寄生率ではありません。
特に日本近海で流通する一般的なマアジは比較的安全とされています。

・【サバ】寄生率が数十%に及ぶことも
・【サンマ】寄生率10〜20%前後
・【アジ】通常は1%未満、ほとんどの個体は無寄生

こうしたデータからも、アジのアニサキス寄生率は極めて低い部類に入ります。
ただし、発症例が報告されている以上、「絶対にいない」とは言い切れません。

なぜアジにもアニサキスがいるのか?

アジも時に沖合で深場を回遊することがあります。
その過程でアニサキスの中間宿主(オキアミ、小魚など)を捕食することがあり、そこから感染する可能性が出てきます。

また、大型のアジや釣り人が釣り上げた天然個体では、まれに寄生が確認されています。
特に内臓部分での寄生が多く、時間経過とともに筋肉へ移動するケースも報告されています。

アニサキス症の発症例は?

厚生労働省の統計や医療機関の報告によると、
アジによるアニサキス症の発症例は年間数例〜十数例程度にとどまっています。

・全アニサキス症の中ではわずか数%
・サバやイカが圧倒的に多い
・アジ単独の原因は非常に稀

それでも完全にゼロではないため、注意喚起が必要です。

釣り人・家庭での刺身作りは要注意

釣ったアジをそのまま刺身にして食べるケースでは、特に以下を守ると安全性が高まります。

・釣ったらすぐ血抜き・内臓除去
・海水氷でしっかり冷却
・なるべく当日中に捌く
・刺身を作る際に目視確認
・心配なら冷凍処理(-20℃で24時間以上)

内臓を放置すると筋肉に移動する可能性が高まるため、釣りたてこそスピード処理が重要です。

市販のアジ刺身は基本的に安全

スーパーや回転寿司などで提供されるアジ刺身は、十分な検査や冷凍処理が施されています。
一般消費者が食べる分には、過度に神経質になる必要はありません。

ただし、家庭で釣りたてを生食する時が最もリスクが高くなるポイントです。

まとめ

・アジにもアニサキスは「少ないが存在する」
・発症例は稀だが、年間数例は報告されている
・釣り人・自家製刺身が特に注意ポイント
・内臓除去・冷却・目視確認・冷凍が予防策

アジの刺身はとても美味しく魅力的ですが、正しい知識で安全に楽しみましょう。
「低リスク=油断せず対策を」
これがアジ刺身のアニサキス対策の基本です。

アジにも怖い寄生虫アニサキスがいる。釣太郎

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