釣りエサに使われるウニの意外と知らない!?生態系!

ウニの生態系とは?

① ウニとはどんな生き物か

・棘皮動物(ヒトデやナマコの仲間)
・世界中の海に生息(浅瀬~深海まで)
・約900種以上が知られている
・日本ではムラサキウニ、バフンウニ、アカウニなどが有名


② ウニの役割

1. 藻場の草食者(海藻を食べる)

・主食は褐藻類・海藻・珪藻など
・岩に張り付く藻をガリガリ削り取って食べる
・食べ過ぎると「磯焼け」と呼ばれる藻場の消失を引き起こすことも

2. 生態系のバランサー

・適度に藻を食べることで藻場の新陳代謝を促進
・ウニが多すぎると藻場が消滅 → 魚や甲殻類の住処が失われる

3. 捕食者にとっての餌

・ウニを食べる生物:
 - カサゴ、アイナメ、クロダイ、タコ
 - ラッコ、カワウソ
 - 一部の人間(高級食材)


③ ウニが棲む場所

・岩礁帯(特に外洋の波あたりが強い磯)
・タイドプール(潮だまり)
・一部は深海(1000m超に棲む種も)

※産卵期は春〜夏が多い(種類による)


④ ウニと磯焼け問題

磯焼けとは?

・ウニが過剰に繁殖
・藻類を食べ尽くして藻場が消失
・結果、海の生物多様性が低下する

原因

・天敵の減少(タコ・大型魚の減少など)
・人間活動(乱獲、水質悪化など)
・海水温の上昇(地球温暖化)


⑤ ウニの天敵が重要

・自然の生態系バランスは、ウニの天敵が健全に存在することで保たれる
・たとえば「タコの減少 → ウニが増える → 磯焼け進行」


⑥ ウニの養殖と管理

・近年はウニの「肥育」や「養殖」も盛ん
・天然では痩せたウニも、昆布や配合飼料で育成して美味しいウニに仕上げる技術が進化
磯焼け対策としての駆除ウニの活用も研究されている


まとめ図(イメージ)

ウニの役割 内容
草食者 海藻を食べる
魚類・タコ・哺乳類・人間が捕食
磯焼け要因 ウニの過剰繁殖で藻場消失
磯焼け対策 天敵復活・人為的駆除・養殖活用
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