はじめに|海でも蚊に刺される?釣り人必読の注意点!
・「蚊は山や公園だけ」と思っていませんか?
・実は海でもしっかり刺されます!
・特に夜釣り・磯釣り・堤防釣り・磯遊びでは要注意。
本記事では、釣り人目線で海辺に出現する蚊・吸血昆虫の種類と特徴をわかりやすく解説します。
海で刺してくる主な「蚊」や「吸血虫」
① イソヌカカ(磯ヌカカ)
出現率:海の刺され8割はこれ!
・体長:1〜2mmと超小型
・特徴:刺されてもすぐ気づかず、翌日猛烈に腫れて強烈な痒み
・活動時期:春〜秋
・活動時間:早朝・夕方・夜間に活発
・多い場所:磯場・堤防・海岸線
▶ 釣り人最大の天敵!
刺された直後は無症状でも、後から腫れと痒みが何日も続くのが特徴です。
② ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)
・体長:約4mm
・特徴:黒地に白いライン
・活動時期:5月〜10月
・活動時間:日中でも刺してくる
・多い場所:海沿いの公園・防風林・駐車場・水たまり周辺
▶ 磯場より、堤防裏や植え込み付近で多い。
③ イエカ(アカイエカ)
・体長:約5〜6mm
・特徴:茶色っぽい体色、夜間に活発
・活動時期:4月〜11月
・活動時間:夕方〜夜間に吸血
・多い場所:港・マリーナ・船溜まり周辺の排水溝・水たまり
▶ 堤防や漁港の常連。夜釣り時の羽音が特徴的。
④ ハマダラカ
・体長:約4〜5mm
・特徴:後脚を上げた独特の止まり方
・活動時期:夏中心
・活動時間:夜間
・多い場所:汽水域や湿地帯、干潟周辺
▶ 磯では少ないが、干潟釣りでは要注意。
※日本国内ではマラリア媒介リスクはほぼ無し。
まとめ表|海辺の吸血虫早見表
種類 | 主な場所 | 活動時間帯 | 被害の特徴 |
---|---|---|---|
イソヌカカ | 磯場・堤防 | 朝夕・夜間 | 数日続く激しい痒み |
ヤブ蚊 | 海沿いの公園 | 日中 | 刺された直後から痒み |
イエカ | 港湾・船溜まり | 夕方〜夜 | 羽音+痒み |
ハマダラカ | 干潟・湿地 | 夜間 | 海釣りでは稀 |
釣り人の「磯ヌカカ対策」が最重要!
・長袖長ズボン着用
・薄手の手袋、首巻きタオル
・磯用虫除けスプレー(ディート高濃度が有効)
・携帯用蚊取り線香
・足元も刺されるのでズボン裾を靴下イン
・風通しの良い場所に陣取る
▶ とにかく磯ヌカカは事前の完全防御がカギ!
釣太郎からのひとこと
南紀の海は最高の釣り場。
でも「蚊・ヌカカ」も海の常連客。
刺される前にしっかり防御して、快適な釣りを楽しみましょう!