アオリイカはどこに生息している?──日本版・生息域マップと釣り場解説

春から初夏、秋のシーズンになると人気が高まるアオリイカ釣り。

高級イカとして知られるアオリイカ(Sepioteuthis lessoniana)ですが、実際にどのエリアに生息しているのかご存じでしょうか?

本記事では**「アオリイカの日本国内の生息地域」**について詳しく解説します。

釣り場選びや生態理解に役立つ情報をお届けします。


アオリイカとは?簡単おさらい

・アオリイカは暖かい海を好む大型のコウイカの仲間

・最大で胴長40cm以上に成長し、寿命は約1年〜1年半程度。

・産卵期は春〜初夏がメインだが、地域によって秋産卵も存在する。

・水温が15〜28℃前後の範囲を好む。

・沿岸の岩礁帯・藻場・砂地・防波堤周辺に多く生息する。


日本国内のアオリイカ生息域【全国版マップ解説】

日本におけるアオリイカの分布はかなり広範囲です。

■ 太平洋側

・千葉県南部(館山・南房総)以南
・伊豆半島全域
・駿河湾〜遠州灘
・紀伊半島(和歌山・三重南部)
・四国全域
・九州全域

■ 日本海側

・新潟県以南
・北陸地方(石川・福井)
・山陰地方(鳥取・島根)
・山口県西部

■ 南西諸島

・奄美大島・沖縄本島・八重山諸島まで広く分布

■ 生息しにくいエリア

・北海道〜東北北部の寒冷海域
・水温10℃以下の寒海域ではほとんど見られない


アオリイカが好む環境条件とは?

アオリイカの分布は、水温以外にも以下の条件が深く関係しています。

◎ 藻場・海草帯(アマモ場、ホンダワラ群落)

・産卵床として重要
・春先は特に藻場が多い場所が好ポイント

◎ 岩礁帯・根回り

・隠れ家や餌(小魚・甲殻類)が豊富
・昼間でも身を潜めやすい

◎ 水温15〜28℃

・16〜22℃が特に活発に活動しやすい水温帯

◎ 潮通しの良い場所

・新鮮な海水が流れ込み、酸素量が安定している


釣り人向け!アオリイカおすすめ釣り場エリア

釣り人目線で特に人気の高いエリアを一部紹介します。

■ 関東

・南房総館山・洲崎・伊豆半島全域

■ 東海

・静岡県南部・伊良湖・三重県南部

■ 近畿

・和歌山南紀・紀東・南淡路

■ 四国

・高知中西部・愛媛宇和海・徳島南部

■ 中国

・山陰(島根・鳥取)・山口西部

■ 九州

・大分南部・宮崎日南・鹿児島全域

■ 沖縄・南西諸島

・本島中南部・宮古島・石垣島


沿岸で見られる「居付き型」と「回遊型」

アオリイカには大きく2タイプ存在します。

居付き型(定着型)
→ 地元の藻場・根回りに定住する個体。春先に釣れる大型は多くこれに該当。

回遊型(移動型)
→ 季節に合わせて沖から沿岸に回遊してくる個体。秋の新子釣りはこれが中心。

地域やシーズンによってターゲットの性格が変わるため、釣行時期も重要です。


まとめ

・アオリイカは日本列島の広範囲に生息(北海道〜東北北部以外ほぼ全域)

・水温・藻場・岩礁・潮流が好条件

・釣り場選びは地域の地形と季節がカギ

・春〜初夏は大型狙い、秋は数釣りシーズン

日本国内のアオリイカ生息域【全国版マップ解説】釣太郎

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