●はじめに
私たちが楽しむ釣りや海水浴。
その美しい海に、なぜかゴミを捨てる人がいます。
しかも、その行為は巡り巡って自分の生活に悪影響を与えることも──。
では、なぜ“自業自得”とわかっていても、ゴミを捨ててしまうのでしょうか?
今回は、海へのポイ捨てがもたらす悪影響と、捨てる人の心理に迫ります。
●なぜ海にゴミを捨てるのか?5つの心理的背景
①「少しぐらいなら大丈夫」という思い込み
・1人が捨てた1本のペットボトルやコンビニ袋。
・「自分ひとりぐらい…」という心理が、多数の“ちょっと”を積み重ねます。
・その結果、海には大量のゴミが漂着することに。
②「どうせ誰かが掃除してくれる」という他人任せ
・漁港や海水浴場には清掃スタッフがいる。
・だから“捨てても片付けてくれるだろう”という甘え。
・しかし、予算や人員には限界があり、結局ゴミは蓄積されていきます。
③「見えなければ無かったことになる」心理
・海は広くて深い。投げ入れたら見えなくなる。
・その瞬間、ゴミは「存在しないもの」として無意識に処理される。
・だが、自然界では分解されずに海底や漂流物として残り続けます。
④「自分のものではない」と責任転嫁
・釣り仲間や家族のゴミを“自分じゃないから”と見て見ぬふり。
・または「他にもゴミがあるし」と捨てる行為の正当化。
・しかし、環境にとっては“誰のゴミか”ではなく“存在するか否か”が問題です。
⑤習慣と無意識の行動
・子どもの頃から自然の大切さを教わっていない人は、
・“外にゴミを捨てる”ことへの罪悪感が薄いまま大人になります。
・無意識にゴミを捨てる癖がついてしまうことも。
●海に捨てたゴミが「自分に返ってくる」理由
●釣果への影響
・海にゴミが増えれば魚が減ります。
・とくにプラスチックごみや釣り糸は魚に誤飲され、命を落とす原因に。
・将来、自分たちの釣果が下がることに直結します。
●自分の足元が危険になる
・割れたガラスや錆びた釘が海岸に流れ着き、怪我のもとに。
・自分や家族、子どもたちが怪我をするリスクも。
●食の安全を脅かす
・魚介類にマイクロプラスチックが蓄積。
・その魚を食べる私たちの健康にも影響が及びます。
●海を守るのは、私たち一人ひとりの意識から
釣り人や海レジャーを楽しむ人ほど、自然の恩恵を深く知っています。
だからこそ「海を汚す行為」は、自分自身に跳ね返ってくるという事実を忘れてはいけません。
1人が拾えば、海は少しずつきれいになります。
でも1人が捨てれば、海は確実に汚れていきます。
●まとめ|「自分のために捨てない」選択を
海にゴミを捨てる人の多くは、深く考えていません。
ほんの少しの無意識と、ほんの少しの甘えが、大きな環境破壊につながります。
「ゴミを持ち帰るのが当たり前」
この意識を持つ人が増えれば、海は変わります。
海の未来は、あなたの手にかかっています。
次に海へ出かけるときは、“ゴミ袋”も必ず一緒に持って行きましょう。


