釣り人が残したと思われるゴミ──。
防波堤や磯、浜辺でこんな光景を見たことはありませんか?
実際に、釣り場で放置されたビニール袋・空き缶・仕掛けの包装・弁当ゴミは珍しくありません。
しかし、
「釣り人が出すゴミって、海全体のゴミのうちどれくらい?」
「ごく一部のマナーの悪い釣り人が目立ってるだけじゃない?」
そんな疑問に、データと現実をもとに答えます。
■ 結論:ごみを捨てる釣り人はごく一部。しかし目立つ存在。
● 釣り人全体の中で海にごみを捨てる割合は?
▶ 1〜5%前後と推定(2020年 環境省×釣具団体ヒアリング調査)
大半の釣り人はマナーを守って釣りを楽しんでおり、持ち帰り用ゴミ袋を常備している人も多いです。
しかしながら、目立つ場所にゴミを残す数%の人間が、釣り人全体のイメージを悪化させてしまっているのです。
■ 海洋ごみにおける釣りゴミの割合は?
環境省・UNEP・各地のクリーンアップ調査より
| ごみ種別 | 全体に占める割合 |
|---|---|
| 漁具(網・ロープ・ブイなど) | 約50% |
| プラスチック容器(ペットボトル等) | 約20% |
| 食品包装・レジ袋など | 約15% |
| タバコフィルター・釣り具(仕掛け・ハリス)など | 約5〜8% |
▶ 「釣り関連ごみ」単体では、海洋ごみ全体の約1〜2%程度と推定されています。
しかし、岸から近い場所で顕著に見られるため、視覚的な印象は強いという特徴があります。
■ 写真から読み取れる「印象悪化の構図」
このように、釣り場に残されたビニール袋や炭などは、通行人や家族連れに“釣り人=マナーが悪い”という印象を与えがちです。
実際、SNSなどでは
「釣り人が汚していく」
「バーベキューと釣り客はゴミを置いて帰る」
といった投稿も散見されます。
■ 釣り人自身による自浄努力が広がっている
一方で、近年では以下のような釣り人の自発的な清掃活動も活発です。
・各地の釣具店主催の「釣り場クリーンアップイベント」
・SNSでの「#釣り場清掃」投稿
・釣行後の“ついで拾い”が当たり前になりつつある
▶ このような**“釣り人自身による釣り場美化”の取り組みは高く評価されており、社会的信用回復にもつながっています**。
■ まとめ:釣り人=ゴミ捨て犯 ではない。でも無関心も罪になる。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ごみを捨てる釣り人の割合 | ごく少数(1〜5%) |
| 海洋ごみ全体に占める釣りごみ | 約1〜2% |
| 印象の悪化 | 見えやすい位置に放置されることで誤解されやすい |
| 求められる行動 | 無関心ではなく、1つでもゴミを拾う姿勢が大事 |
あなたの一歩が、釣り場の未来を守ります。
釣果写真をSNSに載せるように、「釣り場のゴミを拾った」写真も堂々とシェアしましょう。
それが次世代の釣り人のための**“最強のエサ”**になるかもしれません。


