サビキ釣りは、堤防釣りの定番中の定番。
手軽にアジやイワシが狙えることから、初心者からベテランまで幅広い層に親しまれています。
そんなサビキ仕掛けに欠かせないのが「疑似針(ぎじばり)」。
ピンクや白の布が巻かれた針を見て、「これって人が手作業で巻いているの? それとも機械なの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
今回は、その布の巻き方の真相について解説します。
■ 結論:量販品のサビキ仕掛けはほぼ「機械巻き」
スーパーや釣具店で売られているサビキ仕掛けの大半は、機械によって自動的に巻かれています。
製造工程は以下の通り:
・金属の針に対して
・ナイロン素材の布(フラッシャー、ピンクスキンなど)を機械で巻き付け
・接着剤や熱処理で固定
一部の高級サビキや職人仕立ての製品に限り、布を手作業で丁寧に巻く「手巻き式」も存在しますが、一般流通品の99%以上は機械生産です。
■ なぜ機械巻きが主流なのか?
① コストを抑えられる
人の手による作業は時間も人件費もかかります。
大量生産が求められるサビキ仕掛けにおいて、機械巻きはコスト削減の最適解です。
② 品質が安定する
機械は均一に巻くことができるため、仕上がりにバラつきがありません。
水中での動きや見た目が安定するので、魚の食いつきも期待できます。
■ 手巻きサビキの魅力とは?
一方で、こだわり派の釣り人の間では「手巻きサビキ」も根強い人気があります。
職人が一本一本丁寧に巻き上げた手巻きサビキには以下のメリットがあります:
・布の角度や量を調整できるため、水中での自然なアクションが出せる
・オリジナルカラーや光沢素材の組み合わせが可能
・アミエビに似せた微細な造りで魚を魅了
市販ではあまり見かけませんが、地方の釣具店やネットショップ、手作りキットで楽しむ人もいます。
■ 見分け方はあるの?
画像のように、きれいに巻かれている・同じ形をしているものは基本的に機械巻き。
一方、若干ばらつきがあり、布の長さや角度が異なるものは手巻きの可能性もあります。
ただし、最近は機械巻きの精度も非常に高いため、外観だけでの判別は困難なケースもあります。
■ 釣果に差は出るのか?
結論として、多くの釣り場では機械巻きでも十分釣れます。
特にアジやイワシが活性の高いときは、布の違いで釣果に大きな差が出ることは稀です。
ただし、スレた魚が多い・水が澄んでいる・大型の個体を狙う場合などには、手巻きの繊細なアピールが効くこともあります。
■ まとめ
・量販品のサビキ仕掛けは、ほぼすべて機械巻き
・コスト・品質安定性に優れているため、初心者には特におすすめ
・手巻きサビキは高級志向・釣果重視の釣り人に根強い人気
・釣果に差が出る場面もあるが、多くの場合は機械巻きで十分
釣具店で選ぶときに、「これがどう作られているのか」を知っていると、ちょっと釣りが楽しくなりますよ。


