釣り人の会話でよく耳にする「今日は潮が悪いな」「この時間、潮がいいぞ」というセリフ。
しかし、初心者にとって「そもそも潮って何?」「どうなると良くなるの?」という疑問はつきもの。
この記事では、釣りで重要な「潮」とは何かをわかりやすく解説しながら、
実際に釣果にどう影響するのか、そして「いい潮」と「悪い潮」の違いについても詳しく紹介します。
◆ 潮とは?基本から解説
「潮(しお)」とは、海水の満ち引きの動きのことを指します。
この動きは、月と太陽の引力によって起こり、**「潮汐(ちょうせき)」**と呼ばれる自然現象です。
潮が動くと、
・海水が流れる(潮流)
・ベイト(小魚やプランクトン)が流される
・魚がエサを捕食しやすくなる
つまり、潮の動き=魚の活性に直結する要因なのです。
◆ 潮の種類と違い
潮には以下のような種類があります:
① 大潮(おおしお)
・最も潮の動きが大きい日
・干満差が大きく、潮がよく流れる
・釣りには最適な日とされるが、流れが速すぎることも
② 中潮(なかしお)
・大潮の次に動きが大きい
・バランスが良く、多くの釣り人に好まれる潮回り
③ 小潮(こしお)
・潮の動きがやや緩やか
・魚種によっては食いが落ちることもある
④ 長潮(ながしお)・若潮(わかしお)
・潮が最も動きづらい
・「潮が悪い」と言われやすい日
・エサ取りは減るが本命魚も食わないケースが多い
◆ 潮の「良し悪し」は魚種や釣り方で変わる
「いい潮」「悪い潮」と一概に言っても、狙う魚種や釣法によって全く異なります。
| 魚種 | 好まれる潮 |
|---|---|
| アジ・サバ | 中潮~大潮 |
| アオリイカ | 小潮~中潮 |
| チヌ(黒鯛) | 上げ7分・下げ3分 |
| 青物 | 大潮・中潮 |
| 根魚(ガシラなど) | あまり潮が動かない日が◎ |
たとえば、アオリイカは潮が緩いほうが仕掛けが安定しやすいため、小潮が狙い目になることも。
逆に青物は潮の動きが活発な大潮にベイトを追い込む習性があります。
◆ 潮位(干満)と釣り場の関係も重要
潮が引きすぎると釣り場が浅くなり、魚が寄らなくなることもあります。
逆に満潮時には魚が岸近くまで回遊しやすく、特に朝夕の満潮前後は「時合い」となりやすいです。
また、堤防・磯・河口などの地形によっても潮の影響度は変化します。
◆ 潮見表の読み方を覚えよう
釣行前には、「潮見表(タイドグラフ)」をチェックする習慣をつけましょう。
スマホアプリやネットで簡単に確認できます。
見方のポイントは:
・今日の潮回り(大潮・中潮など)
・満潮・干潮の時刻
・潮の上げ下げのタイミング(「上げ3分」など)
これを把握するだけで、釣れる確率が一気にアップします。
◆ まとめ:潮を味方につけることが釣果アップのカギ!
釣りにおいて「潮」はまさに魚の食い気を左右する自然のスイッチです。
漠然と竿を出すより、潮の動きを読んで戦略的に釣行することで、同じポイントでも釣果に大きな差が生まれます。
「潮がいい」とは、
・潮が適度に動いている
・魚の活性が高まるタイミング
・地形と潮流がマッチしている
これらが揃っている状態のこと。
逆に、「潮が悪い」とは、
・潮が止まっている
・魚が動かず、エサを追わない状態
初心者の方も、まずは潮見表から釣行計画を立ててみてください。
潮を理解することは、釣りの楽しさを倍増させる一歩です!


