【梅雨 vs 猛暑】どっちが危ない?食中毒が多い時期とその理由を徹底比較!

■はじめに

・「梅雨はジメジメしているから食中毒が心配…」
・「でも猛暑での生魚保存も危なそう…」
このような疑問を持っていませんか?

実は、梅雨と猛暑、それぞれに異なるリスクが存在します。
本記事では、年間で食中毒が多く発生する時期とその背景、対策方法をわかりやすく解説します。


■結論:最も食中毒が多いのは「梅雨時期」

厚生労働省の統計や医療機関の報告でも、
5月後半~7月中旬の「梅雨時期」こそが最も食中毒件数が多いと明らかになっています。

その理由は次のとおりです。


■梅雨時期(5月下旬~7月中旬)の特徴とリスク

◎高湿度+適度な気温=菌が最も繁殖しやすい

・気温は20〜30℃前後
・湿度は80%以上が連日続く
この**「高温多湿」こそが細菌にとって最適な環境**です。

特に危険な菌:
腸炎ビブリオ(魚介類由来)
サルモネラ菌(生肉・卵・川魚など)
黄色ブドウ球菌(手指から付着)

◎雨による汚染の拡大

雨による排水や河川水が海や市場に混入しやすくなる
・結果として魚や貝類の表面が汚染されるリスクが上昇


■猛暑時(7月下旬~9月中旬)の特徴とリスク

◎菌の繁殖速度は鈍るが、食品の劣化速度は最速

・気温が35℃以上になると、一部の菌は逆に活動が鈍化
・しかし、その分食品自体の腐敗が急速に進行
・とくに赤身魚(サバ、カツオ、マグロなど)ではヒスタミン中毒が増加

◎冷蔵設備が追いつかないケースも

・屋外でのバーベキューや釣りイベントなど、保冷が不十分になるケースが多発
・冷蔵庫の開け閉めや野外放置で温度管理が甘くなると、**加熱しても防げないタイプの中毒(ヒスタミン)**が起きやすい


■梅雨と猛暑の違いを比較表でチェック!

時期 主な危険性 発生する主な食中毒 リスクの背景
梅雨時期 細菌が活性化 腸炎ビブリオ、サルモネラ菌など 高温多湿+手洗い不足+雨水汚染
猛暑時期 食材の腐敗スピードが急増 ヒスタミン中毒、アニサキス 冷却不足+赤身魚+常温放置

■魚介類を扱う上での季節別ポイント

●梅雨時期の対策

魚はすぐに海水氷で冷却!
・手洗い&器具の消毒を徹底
・刺身やなめろうなどの生食は当日中に消費

●猛暑時期の対策

クーラーBOXの保冷力を強化(2重氷推奨)
・赤身魚の常温放置は厳禁!
・魚は締めたあとすぐに内臓を抜き、冷蔵へ


■まとめ:食中毒のピークは「梅雨」だが、猛暑も油断禁物!

・食中毒の件数が最多なのは梅雨時期(5月末~7月)
・しかし猛暑時期は赤身魚や冷却不足によるヒスタミン中毒が目立ちます

どちらも共通して言えることは、
「温度管理」と「衛生管理」が命を守るということです。

特に釣り人・魚料理のプロ・家庭の調理担当者は、
季節に応じた保存方法・加熱処理・取り扱いを徹底し、
「安全に魚を楽しむ」ことを最優先にしましょう!

食中毒のピークは「梅雨」だが、猛暑も油断禁物!釣太郎

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