■釣った直後は「絶対3キロあった」アオリイカが、計測時に2.99kgだった理由とは?
釣り人なら誰もが一度は経験する「釣った瞬間は3キロあったのに、測ったら微妙に足りない…」という現象。
今回は、和歌山南紀で釣られたアオリイカが実際に2.99kgだった例をもとに、その理由と重量減少の割合について深掘りします。
■たった10g減少?いや、釣り人にとっては大きな差!
まず数字で確認してみましょう。
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想定される釣った直後の重量:3000g
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計量時の重量:2990g
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減少した重量:3000 – 2990 = 10g
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減少率:
(10 ÷ 3000) × 100 = 約0.33%
わずか**0.33%**の減少です。
しかしこの「たった10g」は、
・夢の3キロ超え達成!
・SNSや大会でのインパクト
・記録としての価値
これらすべてに関わる重大な分かれ目なのです。
■なぜアオリイカは釣った直後より軽くなるのか?
アオリイカは生き物です。釣り上げた直後から、以下のような理由で徐々に水分や内容物が抜けていきます。
●① 墨を吐くことで重量が減る
アオリイカは自衛のために墨を大量に吐き出します。
その分、体内から液体が失われるため、確実に重量はダウンします。
●② 内臓や海水の排出
釣った直後、体内にある**海水や内容物(餌・内臓)**が排出されることで、数十グラム単位で軽くなります。
●③ 表面のぬめりや水分の蒸発
イカの体はぬめりに覆われていますが、冷蔵や放置によって水分が飛ぶため、乾燥したぶん軽くなります。
●④ 氷や海水に浸けていた影響
保管中の**ドリップ(液体の流出)**や、氷水による脱水作用も影響します。
■実際の現場では「10gの壁」を超えるには?
アオリイカで3キロを超えるかどうかは、たった数グラムの世界です。
そのため、記録を狙う釣り人には以下の工夫が必要です。
●すぐに計量する
釣り場に携帯型のデジタルスケールを持ち込み、釣り上げてすぐに重さを確認しましょう。
これで「釣った直後の本来の重さ」を記録できます。
●海水氷で保存
真水ではなく海水氷で冷やすことで、イカの浸透圧のバランスを保ち、余計な水分流出を防げます。
●水分を残して保存する
あえて濡れたタオルや海藻などを使って、イカの表面を乾燥させない工夫も有効です。
■まとめ:アオリイカの重量は「釣った瞬間がピーク」
アオリイカの重さは、
・墨を吐いたり
・内臓を出したり
・時間が経って乾いたり
することで、わずか0.1%~1%ほど軽くなることがよくあります。
今回のようなたった10g=0.33%の減少が「夢の3キロ」達成を阻む大きな壁になるのです。
だからこそ、
「釣った瞬間の興奮」をその場で記録しておくことが何より大切!
南紀の海とアオリイカに感謝しつつ、次は堂々の3kg超えを狙ってみましょう!


