春――それは多くの魚たちが動き出す季節。
なかでも、真鯛(マダイ)にとって春は産卵期を迎える「乗っ込み(のっこみ)」の季節です。
この時期は、体力をつけるために浅場に接岸した大型の真鯛が狙いやすくなるチャンス。
釣り人にとっては、年間を通して最も夢のある季節と言っても過言ではありません。
今回は、「春の乗っ込み真鯛」の特徴や、狙うべきポイント、釣り方のコツまで、初心者からベテランまで役立つ情報をSEO対策済みで解説していきます。
1. 乗っ込みとは?春に真鯛が接岸する理由
「乗っ込み」とは、魚が産卵のために浅場へ寄ってくる行動のことを指します。
真鯛の場合、3月~5月にかけて水温が上昇してくると、産卵のために深場から浅場へと移動してきます。
● なぜ春に真鯛は浅場に来るのか?
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産卵に適した水温(15〜18℃前後)が浅場に訪れる
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砂地や藻場など、卵を守りやすい場所が浅場に多い
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産卵前に栄養を蓄えるため、積極的にエサを捕食する
このため、普段は水深30〜100mほどの深場にいる大鯛が、水深10〜20mの比較的近場まで上がってくるのです。
堤防やサーフ、カケアガリ(斜面)などから狙える、まさに釣り人にとっての「旬」となります。
2. 乗っ込み真鯛の特徴とは?
春の真鯛は、見た目にも変化が表れます。
釣れた魚を見て、「あ、これは乗っ込みだな」と感じることも多いでしょう。
● 乗っ込み個体の見た目の特徴
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体が丸く太っている(特に腹部がふっくら)
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皮膚がやや黒ずみ気味の個体もある
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メスは卵を、オスは白子を持っている
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尾びれや胸びれが大きくて力強い
乗っ込み期の真鯛は、産卵前のエネルギーを蓄えているため、脂のノリも良く、身の質も高いのが魅力です。
3. 春の乗っ込み真鯛が狙えるタイミングと条件
乗っ込み真鯛を釣るには、潮・時間・天候の条件をうまく合わせることが重要です。
● 狙い目の時期
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地域によって差はあるが、紀伊半島〜瀬戸内海では3月中旬〜5月中旬がピーク
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水温が15℃を超えるタイミングが特にアツい!
● 狙い目の潮
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大潮・中潮の上げ潮時がおすすめ
→ 沿岸にプランクトンが流れ込み、エサが集まる=真鯛も活性化
● 狙い目の時間帯
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朝まずめ(夜明け前後)
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夕まずめ(日没前後)
この時間帯は活性が一気に上がり、「数釣り」「大型狙い」どちらもチャンスがあります。
4. 乗っ込み真鯛の狙い方・釣り方とは?
乗っ込み時期は真鯛の活性が高いため、様々な釣法が成立します。
以下におすすめの釣り方を紹介します。
① 船釣り:タイラバ・一つテンヤ
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広範囲に探れる
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着底〜巻き上げを繰り返して食わせる
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春の大型真鯛がヒットする確率大
✅ おすすめタックル:
軽めのジグヘッド、40〜80gのタイラバ、感度の良いライトタックル
② 磯・波止釣り:フカセ釣り
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撒き餌で真鯛を寄せて狙う古典的な手法
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春は大物が接岸するのでチャンスあり
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2〜3kgクラスが堤防からも狙える
✅ ポイント:
カケアガリ・藻場・沖の潮目を狙うのがコツ
③ 投げ釣り・ウキ釣り(サーフ)
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サーフや堤防でのんびり狙える
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春の夜釣りでは特大サイズがくることも
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オキアミやボケ、ユムシなど多様なエサで対応可
✅ 狙う場所:
水深5〜15mの駆け上がりがある場所がベスト
5. 春の乗っ込み真鯛を美味しく食べるなら?
乗っ込み真鯛は脂が乗っており、特に昆布締めや焼き物、酒蒸しに適しています。
ただし、産卵に近い個体は、やや身が水っぽくなることもあるので注意。
● 春のおすすめ調理法
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昆布締め:うま味を引き出し、身質を整える
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塩焼き:脂のノリがしっかり味わえる
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白子ポン酢:オスの個体が釣れたらぜひ!
まとめ|春は真鯛釣りのベストシーズン!ロマンと実利の両取りを
春の乗っ込み真鯛は、「釣って楽しい・見て美しい・食べて美味しい」三拍子揃った最高のターゲットです。
特に堤防や磯からの釣果が上がるこの時期は、初心者からベテランまで誰にとってもロマンの季節。
ぜひ今年の春は、真鯛狙いの釣行計画を立ててみてください。
大海原を乗り越えてやってきた、迫力のある真鯛との出会いが待っています。

