初夏(5〜6月)は、春の名残と夏の気配が交差する美味しい季節。
海水温が上昇し、魚たちの動きが活発になるこの時期は、実は魚が最も美味しくなる瞬間が訪れるタイミングでもあります。
この記事では、初夏が旬の魚の中でも、釣って楽しく、食べて美味しい魚を厳選してご紹介。
自宅での調理法や保存方法まで含めて、旬の味覚を最大限に楽しむポイントも解説していきます。
初夏が旬の魚1:イサキ(鶏魚)
・味の特徴
イサキは初夏から梅雨時期にかけて脂が乗り、刺身でも塩焼きでも絶品。
白身ながら脂の旨味が強く、まさに**「初夏の王様」**と称される魚です。
・釣りシーズン
5月下旬〜7月上旬がピーク。磯釣り・船釣りどちらでも狙えます。
・おすすめの食べ方
・刺身(皮付き炙りが特に美味)
・塩焼き
・酒蒸し
初夏が旬の魚2:アオリイカ(障泥烏賊)
・味の特徴
春から初夏にかけて産卵のために浅場に接岸するアオリイカは、大型で肉厚、甘みが強いのが特徴。
釣り人にとってはこの時期が一年で最も熱いシーズン。
・釣りシーズン
4月〜6月がハイシーズン。エギングやヤエン釣りで狙うのが主流。
・おすすめの食べ方
・刺身(熟成させると甘みが増す)
・塩焼き
・一夜干し
初夏が旬の魚3:キス(鱚)
・味の特徴
キスは透き通るような白身で、初夏に釣れる個体はサイズも大きく、脂が適度に乗っています。
・釣りシーズン
5月〜8月。投げ釣り初心者にもおすすめ。
・おすすめの食べ方
・天ぷら(定番)
・昆布締め
・塩焼き
初夏が旬の魚4:マアジ(真鯵)
・味の特徴
春先の産卵を終えたマアジは、5月下旬から再び脂が戻りはじめ、旨味が強くなります。
関アジ・紀州アジといったブランドアジもこの時期が美味。
・釣りシーズン
5月〜9月。サビキ釣りで初心者も気軽に楽しめます。
・おすすめの食べ方
・なめろう
・アジフライ
・たたき(薬味との相性抜群)
初夏が旬の魚5:カツオ(鰹・初鰹)
・味の特徴
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」――江戸時代から愛された初夏の風物詩。
脂は控えめながら、爽やかな赤身の旨味と弾力のある食感が魅力。
・釣りシーズン
4月中旬〜6月中旬(初鰹)。秋は戻り鰹として再び旬を迎える。
・おすすめの食べ方
・タタキ(薬味たっぷりのポン酢が定番)
・漬け丼
・カルパッチョ風
初夏が旬の魚6:シロギス(白鱚)
※キスと並べられることもありますが、シロギスは特に砂浜の女王と呼ばれる人気魚種。
・味の特徴
骨が少なく、身が柔らかいので子供や高齢者にも食べやすい。
特に初夏のシロギスは香りと食感が格別です。
・釣りシーズン
5月〜7月。防波堤やサーフからのちょい投げで狙えます。
・おすすめの食べ方
・フライ
・南蛮漬け
・干物
初夏が旬の魚7:マダコ(真蛸)
・味の特徴
産卵期前のマダコは身が引き締まり、旨味が濃厚。
特に和歌山・明石などの潮流の早い地域では絶品。
・釣りシーズン
5月〜8月がベスト。タコテンヤやエギで狙うのが主流。
・おすすめの食べ方
・茹でタコ(刺身)
・酢の物
・たこ飯
まとめ|初夏の魚は“旬”を食べる最高のチャンス!
初夏に美味しい魚は、「脂が乗り始めた個体」「産卵後に身が回復してきた個体」など、まさに今しか味わえない魚の本来の旨味が凝縮された時期です。
釣り人にとっては釣果も味も楽しめる絶好のタイミング。
料理好きにとっても、地物の魚を買って楽しむチャンス。
旬の魚を味わうことは、その土地の季節の恵みを丸ごと楽しむことでもあります。
ぜひ、あなたも今しか味わえない「初夏の海の宝石たち」を味わってみてください。


