ただし、アオリイカ同様に地域差があり、「増えている」と感じるエリアも一部存在します。
【結論】
全国的には「資源量が減ってきている」傾向が強い。
【その理由】
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| ● 海水温の上昇 | グレは温帯性の魚。高水温が続くと浅場から深場へ移動し、釣れにくくなる傾向。 |
| ● 磯焼け・藻場の崩壊 | グレの稚魚が隠れる場所やエサとなる付着藻類が減少。産卵後の生残率が下がる。 |
| ● フカセ釣り人気と釣獲圧 | 磯釣り人気により、産卵期を含めてグレが広範囲で釣られている。 |
| ● 外敵の増加 | 青物(ブリやヒラマサ)・クエ・ダツなど、捕食者の増加も影響。 |
【地域による違い】
| エリア | 状況 |
|---|---|
| 関東〜東北 | 安定、もしくはやや増加傾向 |
| 紀伊半島〜四国 | 年によりムラが大きい |
| 九州〜沖縄 | 減少傾向が目立つ |
※ 特に黒潮の蛇行や**冬の水温異常(暖冬)**があると、寒グレ(冬グレ)が釣れにくくなる現象が起きています。
【釣り人の実感】
・「数は減ったけど、型(サイズ)は良くなった」
・「磯によっては全然釣れない場所もある」
・「梅雨グレはよく釣れるが、寒グレは難しくなった」
→ 実際に釣れる魚の数とサイズのバランスが変わってきていることが、減少傾向の体感に直結しています。
【まとめ】
| ポイント | 評価 |
|---|---|
| 資源全体 | やや減少傾向(特に西日本) |
| 地域差 | あり(関東~東北では安定) |
| 主な原因 | 高水温、藻場減少、釣獲圧 |
| 今後の課題 | 産卵期の資源管理、藻場の回復 |


