毎年初夏になると話題になるのが「今年は梅雨グレが当たり年か?」という話題。
2025年は例年より釣果が多く、堤防でも数釣りが楽しめているという声が全国各地から届いています。
しかし、毎年必ず釣れるわけではなく、「今年は少ないな…」という年もあります。
梅雨グレの豊漁・不漁は、いったい何によって左右されるのでしょうか?
本記事では、その原因をわかりやすく解説し、釣果を上げるヒントをお届けします。
そもそも「梅雨グレ」とは?
・釣れる時期:5月下旬〜7月初旬
・産卵後の回復期で、エサを積極的に追うグレ(メジナ)
・堤防や地磯からでも狙える手軽さで、初心者にも人気
・フカセ釣り・ウキ釣りの格好のターゲット
梅雨グレが多い年と少ない年、何が違う?
実は、梅雨グレの釣果は「天候・水温・潮流」の微妙なバランスによって大きく変わります。
以下の要因が特に重要です。
① 海水温の上昇タイミング
梅雨グレは水温20〜24℃が適温。
このゾーンに早く入る年ほど、グレの活性が早く上がり、当たり年になる傾向があります。
逆に、春の冷え込みが長引いたり、雨で水温が上がりにくい年は、
食い渋りが長く続き、不漁となるケースが多く見られます。
② 梅雨前線の停滞と雨量
適度な雨はグレの警戒心を薄れさせ、表層近くまで浮いてきます。
曇りや雨が続くと釣果アップにつながります。
ただし、大雨や長雨が続きすぎると、真水の流入で海水の塩分濃度が下がり、魚が散るため、
「雨の質と量」も重要です。
③ 表層潮の動き(潮通し)
グレは潮通しの良いポイントに集まりやすいため、
黒潮の分岐流や沿岸潮の流れが安定していると、ベイトが集まり、グレの活性も上がります。
潮が淀んでいたり、反転流が入りやすい年は釣果が落ちがちです。
④ 前年の産卵状況と個体数
前年に産卵がうまくいっていれば、個体数が多くなり、翌年の回復期=梅雨グレが豊富になります。
逆に台風・高波・低水温などで産卵がうまく進まなかった年は、次年の釣果が下がる可能性があります。
⑤ 人的プレッシャーや乱獲
アクセスが良い堤防や人気の釣り場では、早期にグレが抜かれてしまうことも。
特に春から釣り人が多かったエリアでは、梅雨グレの個体数が減ってしまう傾向もあります。
梅雨グレが多い年の共通点とは?
・春先に20℃台まで水温が安定して上昇
・適度な雨と曇りが続き、表層まで魚が浮いてくる
・潮がよく動き、マキエに魚が素直に寄る
・前年の産卵環境が良好
こうした条件が揃うと、堤防でも数釣りが楽しめる**“当たり年”**になります。
逆に少ない年はどう対応する?
たとえ当たり年でなくても、潮回りと天気を読んでポイントを変えるだけで釣果はアップします。
● 少ない年の対応策
・水温が安定した磯や外洋向きの堤防を狙う
・雨直後よりも、2〜3日経過したタイミングがベスト
・エサ取りが多ければマキエワークとサシエの使い分けで対応
梅雨グレは魚影が少なくても反応は素直なので、ポイント選びが勝負です。
まとめ|梅雨グレの釣果は「自然条件」がカギ!
梅雨グレの当たり年・外れ年は、
・海水温の上昇具合
・梅雨の雨の量とタイミング
・潮流の安定性
・前年の繁殖環境
といった自然の条件に大きく左右されることがわかります。
だからこそ、毎年の釣行がワクワクし、読み通りに釣れたときの喜びは格別です。
来年の梅雨グレに向けて|記録をつけよう
釣り場の水温・天候・潮・釣果などを記録しておけば、
翌年の傾向予測にも役立ちます。
天候アプリや黒潮予報を活用しつつ、ぜひ**“釣れるタイミング”を先読み**して
次回の梅雨グレ釣行に活かしてください。

