磯釣り師のあいだで「梅雨グレは簡単」と言われることがあります。
特に和歌山・南紀地方では、寒グレでは苦戦していた釣り人でも、梅雨時期には簡単に数釣りができることも珍しくありません。
なぜここまで差が出るのか?
実は、**寒グレの2割程度の技術でも釣れてしまう“地域特権”**とも言える条件が、南紀には揃っているのです。
寒グレと梅雨グレ、難易度は雲泥の差
■寒グレ(冬メジナ)は難しい!
・12月〜2月の水温は15~18℃でグレの活性が低い
・水温が1℃変動するだけで食いが止まる
・澄み潮で警戒心が強く、仕掛けも繊細さが必須
・釣るには“棚取り”、“撒き餌の同調”、“潮の読み”など熟練の技術が必要
■梅雨グレ(夏前メジナ)は釣りやすい!
・5月下旬〜7月上旬、水温が20〜23℃と安定
・雨の濁りで警戒心が薄れ、エサを大胆に食う
・産卵後の荒食いタイムで、撒き餌に即反応
・初心者でも釣れる機会が多く、「エサを撒けば釣れる」とさえ言われる
南紀地方は梅雨グレのパラダイス!その3つの理由
① 雨と地形が生む“最強の濁り潮”
南紀地方は山が海に迫るリアス式の地形が多く、梅雨の雨が流れ込みやすい。
これにより、適度な濁り潮が発生しやすく、グレの警戒心を一気に緩めてくれるのです。
▶これが他地域との決定的な違い。
② 安定した水温と潮通しの良さ
黒潮の影響を受けやすい南紀は、梅雨時期でも水温の変化が少なく、グレが活発に動く。
潮通しの良い地磯や沖磯が多く、梅雨グレの群れが安定して居つきます。
▶結果、日替わりでポイントを探さなくても、同じ磯で連日釣果が出ることも。
③ 地元釣り人の経験と実績データ
南紀の釣具店や地元釣り人は、梅雨グレのポイントを熟知している。
初心者でも店頭で釣果情報を得やすく、撒き餌の配合や棚の取り方なども教えてくれるため、迷いなく釣行できる環境が整っている。
▶他府県からの釣行者にとっても、まさに“情報と技術が手に入る特権地域”。
初心者でも楽しめる、南紀梅雨グレ釣法とは?
・タックル:1.2~1.5号の磯竿に2500番台のスピニングリール
・道糸:1.75号前後、ハリス:1.5号でOK
・仕掛け:ウキ下1.5~2ヒロからスタート、浅棚にも対応
・エサ:オキアミ+グレ専用配合エサで視覚誘導がカギ
▶難しいことを考えなくても釣れるのが梅雨グレの魅力!
まとめ:南紀の梅雨グレは「地域特権」であり“釣り入門の扉”
寒グレで手も足も出なかった人が、南紀の梅雨グレで初めて爆釣を経験する。
これは決して珍しいことではありません。
南紀というフィールド、そして梅雨という季節、この2つがそろった時、
釣り人にとって最高の“学び”と“釣果”が両立する瞬間となるのです。
これからグレ釣りを始めたい方も、冬に苦戦した方も、ぜひこの“梅雨の特権”を南紀で体験してみてください。


