・「この砂、一体どこから来たの?」
・そう疑問に思ったことはありませんか?
・実は、私たちが歩く砂浜の砂は、山・川・風・海、すべてが関わって作られた自然の産物です。
・その形成には、数百年から数千年もの年月が必要です。

ステップ① 山の岩石が砕かれる
・砂のもとになるのは、はるか内陸部の岩石や鉱物です。
・風化(ふうか)と呼ばれる自然の作用により、岩は少しずつ細かく砕けていきます。
・雨・風・雪・温度差などが繰り返されることで、やがて小石、砂粒へと変化していきます。
ステップ② 川に流される
・細かくなった砂や小石は、雨水や川の流れによって山から下へと運ばれます。
・川の途中でも摩擦で削られ、さらに粒は丸く、細かくなっていきます。
・こうして河口までたどり着いた砂は、ついに海へと流れ込みます。
ステップ③ 海の波と潮流で再形成される
・川から海へ運ばれた砂は、海の中でさらに加工されます。
・波や潮流、引き潮と満ち潮が繰り返し砂を押し戻し、運び、混ぜ合わせていきます。
・この作用によって、重いものは沈み、軽くて丸い粒だけが浜に残されていきます。
ステップ④ 砂が積み重なり「砂浜」に
・波打ち際に残された砂粒が、長い時間をかけて少しずつ積み重なっていきます。
・干満の差、風の影響、地形の形状によって、安定した浜辺が形成されていきます。
・こうしてできたのが、私たちが親しんでいる「砂浜」です。
・現在の姿になるまでには、長ければ1万年以上の年月をかけているケースもあります。
砂浜の色・成分が違うのはなぜ?
・砂の色や性質は、その元になった岩石の種類や地質によって変わります。
・たとえば、白い砂は石英や貝殻由来、黒い砂は火山岩や玄武岩が多く含まれます。
・サンゴ礁の多い南の島では、サンゴの破片や貝が砕けた**“生物由来の砂”**も見られます。
まとめ:ビーチの1粒は、地球の歴史の1ページ
・砂浜は「その土地の自然の歴史」を映し出す鏡です。
・たった1粒の砂にも、山・川・海・風・波のすべてが関わっています。
・釣り人にとっての舞台でもある砂浜は、自然が数千年かけて用意してくれた「贈り物」なのです。
・ビーチを歩くとき、その足元の砂の背景にある物語を、ぜひ思い出してみてください。

