春本番を迎える5月上旬。
しかし、海の中はまだまだ「安定していない水温」に悩まされる季節でもあります。
「昨日は釣れたのに、今日はサッパリ…」
そんな声をよく耳にするのもこの時期の特徴。
今回は、**釣果に大きく影響する「春の水温変化の特徴」**について、釣り人目線でわかりやすく解説します。
■ 春の海は”水温のギャップ”が激しい
春は一見暖かく感じますが、海の中ではまだ「冬の名残」が残っています。
・日中の陽射しで表層水温は一気に上昇
・しかし、少し深場はまだ冷たいまま
・風や潮の流れで「冷水」が表層に入り込むことも
このため、**海中の上下で大きな水温差(二枚潮の原因)**が発生しやすく、魚の活性も安定しません。
■ 朝夕の冷え込みが影響大!魚の活性が読みにくい
春の朝夕は冷え込むことが多く、表層水温が急に下がることも。
特に前日との気温差が大きいと、アジやアオリイカ、メバルなど繊細な魚種ほど反応が渋くなる傾向にあります。
釣行前に最低気温・北風・日照時間をチェックすることが春の釣果アップのカギです。
■ 急激な水温上昇=チャンス?リスク?
春は水温が**「じわじわ」ではなく「一気に」上がる日も**あります。
このとき魚が一気に動き出し、短時間の爆釣タイムが発生することも。
ただし、水温が上がりすぎたあとに冷え込むと、急激な低下で魚が散るリスクもあります。
■ 釣り人がとるべき春の水温対策
この時期は「状況読み」が何よりも重要です。
以下のポイントを押さえておきましょう。
| 状況 | 対策 |
|---|---|
| 前日より気温・日照が高い | 表層を狙う。朝マズメが特に狙い目 |
| 朝冷え込んだ、北風が強い | 中層〜底狙い。暖かい時間帯まで待つ |
| 数日間暖かく安定 | 魚の活性が高く、回遊や接岸のチャンス |
特にアオリイカやメバル、アジを狙う釣りでは水温1〜2℃の差が命取りになることもあるため、釣行当日の水温を把握しておくことが極めて大切です。
■ 春の水温は「見えない潮目」
潮目や濁りは目で見えますが、水温の変化は目に見えない「隠れた潮目」。
だからこそ、水温の知識は釣り人の武器になります。
5月初旬の釣行では「朝夕の冷え込み」「南風と北風の影響」「晴天の蓄熱」など、環境変化を敏感に読み取ることが釣果に直結します。
【まとめ】春の海は油断禁物!”水温ギャップ”が釣果を左右する
・春は寒暖差が激しく、水温が安定しない
・朝夕の冷え込みや北風で表層が冷える
・急上昇する水温に魚が反応することもあるが、急低下には要注意
・常に「その日の水温」を意識した釣りを展開することが重要
この時期こそ、自然と向き合う“読み”の力が試されるシーズンです。
安定しない春の海を制するのは、水温の変化を見極めた者。
あなたの釣果が上向くことを願っています。


