潮だまり(タイドプール)で見られる貝の中には、「食べられるもの」と「食べられないもの」が混在しています。

■ 潮だまりで見かける【食べられる貝】

● サザエ(栄螺)

・特徴:渦巻き状でトゲがある。角張った殻。
・可食部:肝まで美味。刺身・つぼ焼き・炊き込みご飯に。
・注意:サイズが小さいものや採取制限がある地域もあり。


● マツバガイ(松葉貝)

・特徴:楕円形で、平たく岩にぴったり張り付く。黒っぽい。
・可食部:塩茹でや味噌汁に。素朴な味わい。
・採取は潮がよく引いたときが狙い目。


● アワビ(鮑)・トコブシ

・特徴:アワビは大型、トコブシは小ぶり。表面に穴が複数。
・可食部:刺身、酒蒸し、バター焼きで絶品。
・注意:禁漁期やサイズ制限が厳しい地域多数。無許可採取はNG。


● ニシガイ(バテイラ)

・特徴:小さな巻き貝で、磯によく群れている。
・可食部:茹でて中身をつまようじで抜く。味噌汁や佃煮に最適。


■ 潮だまりで見かける【食べられない貝(基本的に非食用)】

● ヒザラガイ(膝皿貝)

・特徴:楯のような形で、岩に吸い付くように生息。
・食用性:一部地域では珍味扱いされるが、一般には食用とされない。


● フジツボ(富士壺)

・特徴:岩や堤防に固着している白っぽい円錐形の固い殻。
・食用性:海外では食べる文化もあるが、日本では一般的に非食用。


● イワガキ(野生の岩牡蠣)

・特徴:磯に固着する大型の牡蠣。殻はゴツゴツ。
・食用性:可食だがノロウイルスや貝毒のリスクが高い。
・注意:加熱しても完全には安心できないこともあるため注意。


● その他の巻貝(正体不明の貝)

・釣りや磯遊びで見かける小型の巻き貝の中には、
 一見美味しそうでも「毒を持つ」「寄生虫の可能性がある」など
 リスクが不明なものも多いため、確実に判別できないものは食べないのが基本です。


■ まとめ:潮だまりの貝を食べる際の注意点

・採取ルール:地方自治体によっては禁漁期間・サイズ制限・道具制限があります。
・衛生管理:海水が滞留しやすい潮だまりでは雑菌や寄生虫が繁殖しやすい環境です。
・貝毒:季節や地域によっては麻痺性貝毒・下痢性貝毒のリスクあり。
・見分けがつかない貝は「絶対に食べない」のが原則。

釣りや磯遊びで見つけた貝は、必ず図鑑や専門情報で確認を!
地元漁協や役場に問い合わせるのも安全な方法です。

潮だまり(タイドプール)で見られる貝の中には、「食べられるもの」と「食べられないもの」。釣太郎

タイトルとURLをコピーしました