【1】クロマグロ(太平洋系)
・一時は資源量90%以上減少し「絶滅危惧種」に指定された。
・しかし日本や米国などが未成魚の漁獲制限など厳格な管理を導入。
・ここ数年で回復傾向に転じ、親魚の数も増加中と報告あり。
・ただし「まだ安心できない」「油断すると逆戻り」と専門家。
【2】ニシン(北大西洋・アラスカ系)
・1960~70年代に壊滅的減少。
・漁獲禁止やTAC(漁獲枠)導入後、20年以上かけて資源回復。
・現在はノルウェーなどで持続可能な資源管理の成功例として評価。
【3】カタクチイワシ(日本沿岸)
・自然変動の波が大きいが、近年は資源が増加傾向。
・特に紀伊水道~九州沿岸で数が増えており、
海鳥や青物のエサとしても生態系に良い影響。
・一方で「イワシ増 → サンマ減」などバランス変化も。
【4】ロックフィッシュ(アメリカ西海岸のメバル類)
・乱獲で資源が激減し、長期禁漁や海域制限を実施。
・数十年かけて一部種で資源が安定化・回復。
・「回復には長い年月が必要」と証明した例。
【5】ホキ(ニュージーランド)
・白身魚フライで人気の商業魚。過去に資源が激減。
・MSC認証や漁獲制限の徹底により現在は安定供給。
・持続可能な水産資源として世界でも成功モデルの一つ。
【6】マイワシ(日本周辺海域)
・2000年代は壊滅状態。
・現在、黒潮・親潮の変動+資源回復で回復中。
・2020年代に入り、アジよりイワシが多い海域も出現。
・ただし「自然変動で上下する」ため長期的な管理が必要。
【7】アカムツ(のどぐろ)
・高級魚として知られ、過去に資源減少。
・現在は漁獲制限の徹底と深海資源の再評価により
資源が一部地域で回復傾向とされている。
【まとめ】
✅ 回復には「科学に基づいた漁獲制限」と「長期的視点」が必要
✅ 一度減った資源は、回復まで10~30年かかることが多い
✅ 自然変動も関係するため、油断は禁物


