「今日の晩酌は刺身で一杯!」
そんなとき、スーパーで並んでいる刺身をどう選ぶかで、味も満足度も大きく変わります。
同じマグロ、同じブリでも、見極め方を知っているだけで失敗を避けられるのです。
本記事では、スーパーで刺身を選ぶ際のポイントを、魚のプロ・釣り人目線で、科学的に&実践的に解説します!
■ まずは全体チェック!トレイ全体から伝わる「鮮度の空気感」
刺身の良し悪しは、パッと見た第一印象でかなりの部分が判断可能です。
✅ 透明感があるか
✅ ドリップ(水分)が多く出ていないか
✅ 乾燥して変色していないか
これだけでも、「新鮮なうちに切ったもの」か「時間が経って傷みかけているか」がわかります。
■ 鮮度の見極めポイント①:色とツヤ
▶ 色が濁っていたらNG!
| 魚種 | 良い状態 | 劣化状態 |
|---|---|---|
| マグロ | 鮮やかな赤/深紅色 | 茶色っぽく変色、黒ずみあり |
| ブリ | 白く透明感のある身、血合いも鮮やか | 全体的にくすみ、血合いが黒い |
| タイ・ヒラメ | ほんのりピンクがかり、ツヤあり | 白っぽく乾いた感じ、くすんで見える |
※赤身魚は色の変化が早く出るため、変色が進んでいたら避けましょう。
■ 鮮度の見極めポイント②:ドリップ(身から出た水分)
トレイの底に赤っぽい水(ドリップ)が溜まっているものは要注意。
これは身の細胞が壊れ始め、旨味が流れ出ている証拠。
✅ ドリップが少ない=切りたて or 丁寧に処理された証
✅ ドリップが多い=時間経過 or 解凍処理で旨味が抜けた可能性
■ 鮮度の見極めポイント③:切り口の美しさ
・断面がシャープで光沢があるものは、切りたての可能性が高い
・逆に端が割れていたり、ふやけていたり、色が濃くなっている場合はNG
※パック詰めされてから時間が経つと、切り口から乾燥や酸化が進みます。
■ 鮮度の見極めポイント④:匂い(嗅げるなら)
自宅に持ち帰って開けた際にチェック!
✅ 良い刺身は、海の香り・潮の香りがほんのり漂う
❌ 古くなった刺身は、酸味のある生臭さ(酸敗臭)や、ツンとした異臭がある
■ 鮮度の見極めポイント⑤:値段と時間帯に注意
「安いから」と飛びつくと、売れ残りで品質が落ちたものの可能性あり。
✅ 賞味期限ギリギリの“半額シール”刺身は、味よりも「火を通す用」に回すのがおすすめ。
※どうしても食べるなら、醤油漬けやヅケ丼にすることで臭みをカバーできます。
■ 良い刺身を選ぶための裏ワザ&プロの視点
✅ 「対面販売コーナー」の刺身は切りたて率が高い
→ 店内でさばいたばかりのものを盛り付けていることも。
✅ “解凍”と書かれているマグロ・ブリは鮮度ではなく管理勝負
→ 冷凍流通の品質差が大きいため、色ツヤ&ドリップの量で判断。
✅ 「天然」「養殖」の違いよりも“状態”重視
→ 養殖でも鮮度が良ければ天然より美味しいことも。
■ まとめ:見た目・ドリップ・切り口を見れば大体わかる!
✔ 鮮度が良い刺身は「色」「ツヤ」「断面」「水分量」で一目瞭然
✔ ドリップが出ていたら、要注意!旨味が逃げた可能性大
✔ 対面販売や切りたてのパックを選ぶとハズレが少ない
✔ “割引”刺身は火を通す調理で活かそう!
✅ 釣りをしない人でも、刺身の良し悪しを見抜ければ、日々の食卓がもっと豊かに!
次回のスーパーでの刺身選びに、ぜひ役立ててください。


