洪水量と海水温度の関係。雨が降ると水温は下がる?海面だけなら、何mくらい影響を受ける?

「豪雨(洪水量)による海水温の変化」について、釣り人・特にアオリイカ釣り師向けに分かりやすく解説します。


◆ 豪雨で水温は下がるのか?

● 基本的には「表層のみが一時的に下がる」

・雨は淡水で、気温よりも低いため、 大量に降ると海面表層の水温が下がることがあります

・しかし、海水は熱容量が非常に大きいため、 全体の水温が急激に下がることはまれです。


◆ 影響を受けるのは「水面から何メートル?」

● 一般的な目安:

  • 弱い雨(小雨):影響は表面5cm〜10cm程度

  • 中程度の雨30cm〜50cm程度まで冷却。

  • 豪雨(短時間に数十mm以上)+風なしの場合
     最大でも水深1m程度までが冷却されることがあります。


◆ 重要ポイント:「混ざらなければ冷たい層が表面に残る」

・海が静かで風も弱いと、雨水と海水は混ざらず、表面に溜まります

・このとき、比重の軽い淡水が層状に広がるので、 表層は冷たく、塩分濃度も低い状態に

→ これはアオリイカにとって嫌な環境

→ 表層にいるエギやアジの反応が鈍くなります。


◆ 風やうねりがあると、どうなる?

・風や波があれば、雨水はすぐにかき混ぜられ、冷えた水は深く広く拡散されます。

→ ただしこのときも、水温の変化はせいぜい0.5℃~1℃程度

深場(3m以深)まで明確に下がることはまれです。


◆ 河口や湾内では注意!

・洪水レベルの大雨では、 川から大量の淡水が流入し、

 湾内や漁港の水温・塩分濃度が大きく変わることがあります。

→ このときは表層2m程度まで冷たい・薄い塩分の水が覆うことも。

→ アオリイカはこれを避けて深場や外洋側に移動する傾向があります。


◆ アオリイカ釣り師が知るべきポイントまとめ

状況 表層の水温変化 アオリイカの動き 対応策
小雨 ほぼ変化なし 表層狙い継続OK シャローOK
中雨 表層30〜50cm冷却 少し深めへ移動 ノーマル〜やや深めエギ
豪雨 表層1m前後冷却 + 淡水層形成 深場や沖へ移動 ディープタイプ+タナ調整
河口・湾内 表層2m以上の冷却・塩分低下 一時的に釣れないことも 外洋側へ移動が吉

◆ 結論:「海面の水温は雨で一時的に下がる。ただし、深場はほぼ影響なし」

・豪雨でも、水温が下がるのは基本的に「海面1m以内」まで

・アオリイカはそれを嫌って、中層~ボトムに移動する傾向

・天候が落ち着き、晴れれば数時間〜1日で水温も回復します。

雨と水温の関係。アオリイカ釣り入門。釣太郎

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