■ 海水と海水氷の浸透圧は基本的に同じです。
ただし、厳密にはわずかに変化することがあります。
■ 理由の詳細
・海水の浸透圧とは
海水には塩(主に塩化ナトリウム)やミネラルが含まれています。
この溶質が水に溶けて「浸透圧(外に水を引っ張る力)」を生み出しています。
・海水をそのまま凍らせた「海水氷」も、塩分を含んだまま凍結
→ 氷が溶ければ、元の海水と同じ塩分濃度=同じ浸透圧になります。
■ ただし…【凍るときに一部の塩分が排除される】
・海水を凍らせる際、氷の結晶は純水を優先的に固める性質があります。
・結果、完全には均一に凍らず、
「塩分がやや濃い液体部分」と「ほぼ純水の氷部分」ができる場合があります。
これをブライン(濃縮海水)と呼びます。
→ つまり、凍った状態では、氷内に塩分濃度のムラができる可能性があります。
■ しかし溶けた後は均一に混ざる
・溶けて水になった時点で再び混ざり、
元の海水とほぼ同じ浸透圧に戻るので、魚やイカへの影響はありません。
■ まとめ(釣り人向けに)
✅ 「海水氷」は溶ければほぼ元の海水と同じ塩分濃度になる
✅ 浸透圧の差がないため、魚やイカの細胞がダメージを受けにくい
✅ 真水や真水氷と違い、身が締まりすぎず旨みが逃げない


