実は多くの地元の魚屋さんでは、アオリイカを“釣ってすぐ”ではなく「1〜2日寝かせてから
販売する」ことがよくあります。
これは単なる保存都合ではなく、「見た目・味・扱いやすさ」すべてを考慮したプロの判断なんです。
以下に、魚屋さんがアオリイカを1〜2日寝かせる理由をわかりやすく解説します。
✅ アオリイカを“あえて寝かせて”販売する3つの理由
① 水分が落ち着き、刺身にしやすくなるから
釣りたてのアオリイカは、
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身にハリがありすぎて「反り返る」
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包丁を入れても滑りやすい
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墨やぬめりが多くて処理しづらい
という状態です。
1日〜2日寝かせることで、
✅ 身が落ち着き、包丁の通りも良くなり、調理しやすくなる
✅ 表面の粘りが減り、見た目もスッキリ
→ お客様が扱いやすくなる状態になってから店頭に並べるわけです。
② 透明感は失われるが、甘みと旨味が増すから
釣りたて直後のアオリイカは、
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驚くほどの透明感
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コリコリの食感
これが魅力ではあるのですが、まだ甘みや旨味が“開いていない”状態でもあります。
1日〜2日寝かせることで、
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筋肉内のATP(エネルギー物質)が分解され
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イノシン酸やグルタミン酸といった旨味成分が増える
つまり、刺身にしたときの「甘さ」「ねっとり感」がグンと増すのです。
③ 透明感より「美味しさ」を重視するお客様が多いから
一般家庭のお客様にとっては、
✅ 刺身にしたときの旨さや食べやすさが最優先。
✅ 「透明=新鮮」と思う方は多くても、
実際に食べて美味しいと感じるのは寝かせたイカということもよくあります。
そのため、魚屋としても、
「見た目のインパクトよりも、“美味しい状態”で提供した方がリピーターにつながる」
という考えのもと、寝かせて販売するのが一般的になっています。
🧊 魚屋さんはどんな寝かせ方をしてるの?
プロの魚屋では、
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墨をしっかり抜いた状態で
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キッチンペーパー+ラップで密封
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ドリップを吸わせながら1〜2日冷蔵(1~3℃)保存
という丁寧な管理がされており、
家庭よりも安定した熟成が可能です。
🎣 釣り人にとってのポイントは?
「釣ってすぐの透明感を楽しむ」か
「寝かせて甘みと旨味を楽しむ」かは、
完全に“好み”と“料理方法”で選んでOKです!
釣り人の特権として、
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1杯はその日のうちに刺身で透明感を堪能
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残りは寝かせて「ねっとり系の刺身」「塩焼き」などに
というふうに食べ比べを楽しむのが最高の贅沢ですね。
✅ まとめ:魚屋が寝かせて売るのは“プロの判断”!
| 項目 | 理由 |
|---|---|
| 包丁通りが良くなる | 処理・調理しやすくなる |
| 甘み・旨味が増す | 熟成により味が濃くなる |
| 見た目が落ち着く | 墨・ぬめりが減って清潔感UP |
| お客様に好まれる | 美味しさでリピーター増加 |


