● アオリイカは「産卵後に死滅する」が、「必ず海に沈む」とは限りません。
● 産卵後の死は自然な生態サイクル
・アオリイカは一生に一度の産卵を終えると、
オス・メスともに急速に体力を失い、数日以内に死を迎えるといわれています。
・これは「一回繁殖型(セモルパリティ)」という繁殖戦略で、
全エネルギーを産卵に使い果たすためです。
● 死後の行方:「沈む個体」と「浮く個体」がいる
① 海底に沈むパターン
・多くの場合、弱ったり死んだアオリイカは海底に沈むとされています。
・体内の浮力を保つ成分が減ることや、筋肉の硬直で遊泳力が失われるためです。
② 浮いて漂うパターン
・一方で、腐敗が始まりガスが溜まると浮き上がることもあります。
・実際、アオリイカの死骸が潮溜まりや浜辺に打ち上げられることもあります。
● 死後の役割:生態系への貢献
・死んだアオリイカは、魚・甲殻類・海鳥などの餌になるため、
海洋生態系の一部としてリサイクルされています。
・また、海底で分解されることで、栄養塩類として海中に還元されます。
● まとめ
・アオリイカは産卵後、死滅するのが自然なサイクルです。
・死後は海底に沈む個体が多いですが、浮かぶこともあります。
・死骸は他の生物の栄養源として、自然に循環していきます。
もし浜辺でアオリイカの死骸を見つけたら、それは“命のバトンを渡し終えた姿”かもしれませんね。


