■ アオリイカはヒット時に“必ず”墨を吐く
アオリイカがエギやヤエンにヒットした瞬間――
「プシュッ!」と黒い墨を一発吐くのは、ほとんどのお釣り人が経験済みかと思います。
この行動は、
✅ 捕食者(=釣り人)から逃げるための煙幕
✅ 驚いたときの反射的防御行動
として行われる、**いわば第一の“緊急噴射”**です。
■ でも、墨は“それだけじゃ終わらない”ことも!
実はアオリイカは、釣り上げられてからも複数回にわたって墨を吐くことがあります。
これは釣り人にとって非常に厄介であり、服・スマホ・クーラーボックスが被害に遭う原因にもなっています。
■ アオリイカが“ヒット後にも墨を吐く”シーンとは?
✅ ① タモやギャフで取り込んだ直後
→ 水から空中に出た瞬間、ストレスが一気にピークに達するため、
2発目、3発目の噴射が起こりやすいです。
✅ ② イカの正面に人が立ったとき
→ アオリイカは、敵が自分の“顔の正面にいる”と判断した場合、
狙って撃ってくるように墨や水を噴射することがあります。
✅ ③ 締めようとしたとき(ピックを刺す前後)
→ 命の危機を察知すると、最後の抵抗として墨を吐く場合があります。
これは「絞り出すような感じ」で発射されることが多いです。
✅ ④ クーラーボックス内・スカリ内でしばらく経ったあと
→ 墨袋に残っていた墨を少しずつ吐き出すケースがあります。
墨まみれになったクーラー内で身が黒くなる原因に。
■ なぜ何度も墨を吐けるのか?
アオリイカの体内には「墨袋(すみぶくろ)」という専用の器官があり、
ある程度の容量の墨を**“何回かに分けて噴射できる構造”**になっています。
1回で全量を吐き出すわけではないため、
釣り上げ後もストレスのたびに噴射を繰り返すのです。
■ 釣り人がとるべき“墨対策と注意点”
✅ 墨が出終わったと思っても油断しない!
・1回目の噴射=ヒット直後
・2~3回目=取り込み・締め時・移動中に発生しやすい
➡️ 墨が出たあとも正面に立たない・刺激しないが鉄則!
✅ 墨対策アイテムを準備しよう
・ウェットティッシュ(アルコール・ノンアル両方)
・替えのズボン・タオル
・スプレー洗剤(中性)
・汚れてもいい上着やエプロン
✅ クーラーに入れるときは個別に袋分けが理想
・ジップロックやビニール袋に入れてからクーラーへ
・そのまま入れると“他の魚も墨まみれ”になるリスクあり
✅ スカリ使用時は海中に沈めっぱなしにしない
・港で水面に放置すると、墨を吐いて水が真っ黒に
・人目が気になるレベルの濁りになることも…
🎯 まとめ:アオリイカの墨は“1回だけ”じゃない!
アオリイカは…
・ヒット直後だけでなく
・釣り上げたあとも
・締める瞬間にも
・クーラーやスカリの中でも
何度も墨を吐く生き物です。
「もう吐いたから大丈夫」ではなく、常に2~3発目を警戒しておくことが、釣り人の防御術!
アオリイカの墨トラブルを未然に防いで、快適&清潔な釣りライフを楽しみましょう!


