【釣り人必見】潮止まり前後が狙い目?
釣果持ち込みが多い理由とは?
■ 釣果持ち込みの多い時間帯は「潮止まり~3時間後」だった!
釣りをしていると、「潮止まり前後に釣果が集中する」という話を耳にすることはありませんか?
実際に、釣具店への釣果持ち込みが多いのは 「潮止まりの時間帯から3時間後」 にかけてです。
なぜこの時間帯が釣りやすいのか、その理由を詳しく解説します。
■ 潮止まりとは?釣りに与える影響
潮止まりとは、潮の流れがほぼゼロになる時間帯 のこと。
潮汐(ちょうせき)の変化には、「満潮」「干潮」の2つがあり、その転換点で潮の流れが一時的に止まります。
潮の流れが止まると魚の活性が落ちることが多く、「潮止まりは釣れない」と言われることもあります。
しかし、実はこの 潮止まり前後の時間帯こそが、釣り人にとって重要なタイミング なのです。
■ なぜ潮止まり前後が釣れるのか?その理由3つ
① 潮止まり前の「最後の流れ」がチャンス
潮止まり前は、潮が弱まりつつもまだ動いている状態。
この「最後の潮の流れ」によって、ベイト(小魚)が集まり、それを狙うフィッシュイーター
(青物・ヒラメ・マゴチなど)の捕食スイッチが入ります。
特に 満潮前の潮止まり では、岸近くにベイトが寄りやすいため、釣果に結びつきやすい傾向があります。
② 潮が動き出す「上げ3分・下げ3分」が活性UP
潮止まり後、潮が動き出すタイミング(いわゆる「上げ3分・下げ3分」)は、魚の活性が一気に上がる時間帯です。
潮が動くことで エサが流れ出し、魚が捕食を再開 するため、ヒット率が高くなります。
このため、「潮止まり前後3時間」= 潮の変化が最も激しい時間帯 となり、釣果が上がりやすいのです。
③ 釣ったら帰る=持ち込みが集中する
実際に釣り人の行動を考えると、「潮止まり~3時間後」に釣果が出たタイミングで帰る人が多い。
結果として、この時間帯に釣具店への 釣果持ち込みが集中する という傾向が生まれています。
特に朝マズメ・夕マズメと 潮の動きが重なるタイミング なら、大物の釣果が期待できます!
■ 潮止まり前後を狙うなら、どんな釣りが有利?
潮止まりの時間帯に釣れる魚や、効果的な釣り方を紹介します。
◎ 青物(ブリ・ヒラマサ・カンパチ)
・狙い目:潮止まり前の「最後の流れ」、潮が動き出すタイミング
・おすすめの釣り方:ショアジギング、泳がせ釣り(アジのノマセ)
◎ ヒラメ・マゴチ(フラットフィッシュ)
・狙い目:潮止まり前後のベイトの動きが変わるタイミング
・おすすめの釣り方:ミノー・ワームのスロー巻き、フラットフィッシュ専用ジグ
◎ アオリイカ(エギング・ヤエン釣り)
・狙い目:潮止まり前の「最後の流れ」、潮が動き出す瞬間
・おすすめの釣り方:シャローエギング(シャロータイプのエギ)、ヤエン釣り
■ まとめ:潮止まりを活かせば釣果アップ!
・「潮止まり~3時間後」に釣果持ち込みが多いのは、潮の変化と魚の活性がリンクする時間帯だから
・「潮止まり前の最後の流れ」「潮が動き出す瞬間」はチャンス!
・青物・ヒラメ・アオリイカなど、ターゲットによって釣り方を工夫しよう
潮止まりは「釣れない」と思われがちですが、 潮の変化を意識するだけで釣果が変わる ので、
ぜひ試してみてください!