イガミ(ブダイ)の歯は、他の魚とは一線を画すほど独特です。
特に釣り人にとっては「どんなエサを食べるのか?」「なぜこんな歯をしているのか?」が
気になるポイントでしょう。
今回は、イガミの歯の特徴とその役割を詳しく解説します。
イガミ(ブダイ)の歯の特徴
イガミの歯には、次のような特異な構造があります。
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前歯(クチバシ状の歯)
- 上下の前歯がまるで鳥のクチバシのように発達している。
- 硬い海藻や岩に付着した藻類をガリガリ削るのに適している。
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奥歯(臼状の歯)
- 内側にはゴツゴツとした臼歯が並び、噛み砕く力が強い。
- これはサンゴや貝殻、硬い海藻をすり潰すためのもの。
この歯の構造により、イガミは海底の岩に付いた海藻やサンゴの一部を削り取って食べることができます。
なぜこんな歯を持っているのか?
イガミの歯の形状は、その食性と密接に関係しています。
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海藻を削り取るため
- 岩に張り付いた硬い海藻を引き剥がして食べるため、前歯がクチバシ状に発達。
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サンゴや貝殻を砕くため
- サンゴ礁エリアでは、石灰質の付着物や貝殻ごと噛み砕き、消化するため奥歯が臼状に発達。
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噛む力が強い
- 他の魚では食べにくい硬いものも食べるため、口の力が非常に強い。
この歯の特徴から、イガミは「海の掃除屋」とも言われ、海藻の増えすぎを防ぐ役割を果たしています。
釣り人向け:イガミの食性と釣り方
イガミのこの独特な歯の構造を理解すると、釣りの際のエサ選びやポイント選定に役立ちます。
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エサの選び方
- 海藻(ヒトエグサ、アオサなど)がベスト。
- ボイルオキアミやパンにも反応するが、本来は海藻食。
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狙うポイント
- テトラポッド周辺や磯場の海藻が茂る場所がベスト。
- 水深が浅いエリアでも十分狙える。
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釣り方のコツ
- フカセ釣りが一般的で、海藻をハリに巻きつけて使うと釣果アップ。
- 軽い仕掛けで、自然に漂わせるとヒットしやすい。
イガミ(ブダイ)の歯は、硬い海藻やサンゴを削るために進化した独特な形状をしています。
釣りをする際には、この食性を理解し、 適したエサ(海藻など)を用意することが釣果アップのカギ になります。
特に磯場でフカセ釣りをする際は、 自然に漂わせるような仕掛け が有効です。
この情報を活かして、ぜひイガミ釣りを楽しんでみてください!


