磯の牡蠣マガキは身が小さいが、養殖用は大きい。この違いは何?磯のマガキも食べれる?

磯に貼りついている天然のマガキは身が小さく、養殖のマガキは大きく育つことが多いです。

この違いは、主に成長環境の違いによるものです。


天然のマガキ(磯のマガキ)が小さい理由

  1. エサ(プランクトン)の量が少ない

    • 磯は波の影響が強く、養殖場ほどプランクトンが豊富でないため、牡蠣の成長が遅くなる。
    • 養殖場では栄養豊富な内湾や河口域に設置されることが多い。
  2. 過酷な環境

    • 磯の牡蠣は干潮時に空気にさらされる時間が長く、ストレスがかかるため、成長が遅い。
    • 養殖牡蠣は海中の安定した環境で育てられるため、成長がスムーズ。
  3. 密集度が低い

    • 養殖では適切な間隔で吊るされるが、磯の牡蠣は自然に付着するため、個体数が多くなると成長が制限される。
  4. 寿命と収穫時期

    • 養殖のマガキは通常2~3年で出荷されるが、磯の牡蠣はもっと長く生きることもあり、小さいままの個体も多い。

養殖のマガキが大きい理由

  1. エサが豊富

    • 河口付近や栄養塩の多い湾内で育てるため、プランクトンをたくさん食べて短期間で大きくなる
  2. 人工的な管理

    • 養殖は吊るし式や筏(いかだ)式など、牡蠣が効率よくエサを取れるよう工夫されている。
    • 磯の牡蠣のように波や潮の影響を受けにくく、成長しやすい環境が整っている。
  3. 競争が少ない

    • 養殖では適切な間隔を保つため、エサの奪い合いが少なく、個体ごとに成長しやすい。

磯のマガキも食べられるのか?

食べられるが、注意が必要

【食べる際のポイント】

  • 水質が良い磯であること(河口や排水の多い場所はNG)
  • ノロウイルスや貝毒に注意(冬の時期でも貝毒が発生することがある)
  • 生食は避け、しっかり加熱する(85℃以上で90秒以上)

磯の牡蠣は天然ならではの濃厚な味が楽しめることもあるが、養殖のように安全管理されていない

ため、自己責任で採取・調理する必要があります。

特に、4~6月頃は貝毒が発生しやすいため、採取するなら冬(11~3月)がおすすめ。

ただし、自治体によっては天然牡蠣の採取を禁止している場合もあるので、確認が必要です。

釣り人に厄介な磯の牡蠣。これがマガキで、養殖物は販売されています。釣太郎

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